基礎データ
全国図鑑 | No.0036 |
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カントー図鑑 | No.036 |
ジョウト図鑑 | No.042 |
シンオウ図鑑 | No.101 |
イッシュ図鑑 | No.090 |
アローラ図鑑 | No.274 |
ガラル図鑑 | No.256 |
ヒスイ図鑑 | No.201 |
キタカミ図鑑 | No.153 |
ローマ字表記 | Pixy |
ぶんるい | ようせいポケモン |
タイプ | ノーマル→フェアリー(第6世代以降) |
せいべつ | 25%♂・75%♀ |
たかさ | 1.3m |
おもさ | 40.0kg |
特性 | メロメロボディ/マジックガード(第4世代以降)/てんねん(隠れ特性) |
おとしもの | ピィのけ |
タマゴグループ | ようせい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ピクシー | ピクシー |
英語・スペイン語・イタリア語 | Clefable | clef(フランス語で音符)+fable(寓話、神話) |
ドイツ語 | Pixi | 日本語名に同じ |
フランス語 | Mélodelfe | mélodie(旋律)+elfe(妖精) |
韓国語 | 픽시 | 日本語名の音写 |
中国語 | 皮可西 | 日本語名の音写 |
ロシア語 | Клефейбл | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | क्लफ़ेबल | 英語名の音写 |
タイ語 | ปิคซี | 日本語名の音写 |
アラビア語 | أريالا | 英語版プロトタイプ(en)のピクシーの名前(Ariala)から |
リトアニア語 | Klefablė | 英語名の音写 |
進化
概要
第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場する、ピッピにつきのいしを使用すると進化するポケモン。全体的に大きくなり、耳や羽、手足などの各部が少し長くなった。
とてつもない聴力を持ち、1km先で落ちた針の音を聞くことが出来るという。そのため騒がしい環境を嫌い、静かな山奥で群れを作りヒッソリと暮らしている。自分達の世界を大事にしているらしく、人前に姿を現すことは滅多にない。
その設定故か野生出現機会は少なく、出現する場所も、様々な理由で「人がほとんど立入らないエリア」となっていることが多い。
満月の夜には人気のいない湖で遊ぶといわれているが、その聴力に加えて気配を感じ取ることにも長けているため、誰かが近付くと直ぐに逃げてしまう。それ故、番いのピクシーがスキップするというレアな光景を見れた者は、幸せな結婚が出来ると伝えられている。
諸設定がまだ固まっていなかった初代では妖精の仲間に区分されていたが、後に本当にフェアリータイプに区分された(青の図鑑説明より)。
進化前のピッピは主にカントー地方でガールスカウト等がよく使うが、ピクシーを使ってくるトレーナーは殆どいない。
色違いは、茶色い耳先が緑色になる。
ゲームでの特徴
- 基本的にはピッピに「つきのいし」を使って進化させての入手となる。
初代・FRLG・ピカブイ
- 『青』のみタマムシシティのロケットゲームコーナーで2880枚のコインと交換可能。ロケット団とはオツキミやまで初遭遇するのと、このゲームコーナーの地下にアジトがあることからピッピを密猟して進化させたのであろうか…?(さらにオツキミやまにもアジトにもつきのいしが落ちている…)
- 『ピカブイ』ではオツキミやまのB2Fでは1%の低確率であるが野生で出現。シンボルエンカウントなのでランダムエンカウントであった従前の作品よりはずっと出現しやすく、狙ってみるのも1つの手。ただ、序盤は技範囲が著しく狭く、タマムシシティで諸々の技マシンを調達しないと使いづらいのが欠点。
- また、ブルーの手持ちで登場。おそらくレッドのピカチュウと(マスコット枠における)対になる形であろうか?
金銀クリスタル・HGSS
- 第2世代ではピッピ自体が初代でタイムカプセルを使わない限り殿堂入り後での入手となるが、『HGSS』では条件さえ満たせばピッピが本作で追加されたジョウト地方のサファリゾーンに出現したり、ゲーム機が2台あればDPtから連れて来るのも手である。
RSE・ORAS
DPt・BDSP
- テンガン山やじまんの裏庭でピッピやピィが出現する。
- 『BDSP』では、ヒカリorコウキの手持ちで登場。リメイク前からトバリシティでのタッグバトルでピッピを使用していたことから、同個体が進化したものと見て間違いないであろう。
BW・BW2
- 大昔に降って来た隕石のクレーターであるとされているジャイアントホールの揺れる草むらに出現する。
XY
SM・USUM
ソード・シールド
LEGENDSアルセウス
- 天冠の山麓にあるフェアリーの泉にオヤブン個体が出現する。
- ストーリー終盤において戦うこととなるギンガ団団長デンボクの手持ちに明らかに彼のイメージには合わないピクシーがいる。彼の出身・生い立ちなどから、このピクシーも考察対象となっている。
スカーレット・バイオレット
- DLC『碧の仮面』に内定。テラレイドバトルで出現することも。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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初代 | 95 | 70 | 73 | 85 | ※ | 60 | 383 |
第5世代まで | 95 | 70 | 73 | 85 | 90 | 60 | 473 |
第6世代以降 | 95 | 70 | 73 | 95 | 90 | 60 | 483 |
※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
初代から高いHPやバランスが良いステータスを持ち、覚えられる技も非常に多彩。だが石進化のポケモンなので、レベル技は進化前に覚えさせておくようにすること。
99カップでは万能型として活躍し、以降のどの世代でもメジャー級には劣るもののそれなりの地位を保っている。
物理と特殊のどちらでも一通り戦える性能を有しているが、下記の事情から第6世代以降はほとんどが特殊型で運用されている。
第1世代
豊富な技とバランスが良い種族値により万能型として活躍し、99カップ決勝大会では12人中6人使用の実績を残し、準優勝パーティにも入っていた。
初代RTAでは、加入時期、技範囲、ステータスのバランスの良さから、世界記録狙いのチャートには一歩及ぼないがピクシーを使うチャートもある。ピクシーチャートの最高記録は2時間を優に切るなど立派な攻略要員といえる。
第2世代
アンコールとはらだいこのコンボが凶悪で、一部では禁止指定となる程に。回復技でつきのひかりを習得したので耐久型も強い。
ニンテンドウカップ2000決勝大会では11人中1人が使用。
第3世代
コスモパワーで仕様変更による耐久低下をカバー。こごえるかぜやこのゆびとまれのサポートでダブルバトルでも活躍。なお、この世代でのみタマゴうみを習得出来る。勿論性別不問で。トゲピー系も覚えられるが、何故であろうか…。ちなみに、この世代にてコメットパンチを習得したが、こうげきが低い上、タイプ不一致なため、活かしにくい。
ポケモンリーグ2004広島大会2位パーティに入っていたピクシーは、「はらだいこ」を積み、そこに味方で「じこあんじ」を使う型であった。当時「じこあんじ」を使えるポケモンは限られていたため、「じこあんじ」使いでパーティを固めると強力であった。
第4世代
強特性「マジックガード」を習得。ステルスロックやまきびし、天候、状態異常や技やいのちのたまの反動を無効に出来る。すてみタックルを無反動で使える他、どくどくだま+からげんきのコンボや、無反動のいのちのたまを使用しての特殊型など使い道は豊富。プラチナ以降はトリックでかえんだまを押しつけるなど、時代に合わせて様々な強化がされている。
第5世代
マジックガード仲間としてランクルスとシンボラーが登場。だがそれぞれ役割が違うので劣化や上位互換とはなりにくい。また、隠れ特性「てんねん」が追加され、前述したコスモパワーなどを安心して積めるようになり耐久型も強化された。BW2の隠し穴で比較的入手しやすいのも利点。
第6世代
何とタイプがフェアリー単色の差替えとなり、名実共に妖精ポケモンとなった。特攻も僅かであるが上昇している。今まで苦手としていた格闘タイプを逆に返り討ちにできるようになったが、すてみタックルなどのノーマル技が一致ではなくなったため、それまでの型では上手く戦えなくなってしまった。物理フェアリー技であるじゃれつくは覚えられないので、積んだとしても火力不足感が拭えない。サブウェポンは豊富にあるので後は一致物理技でもあれば……といったところ。
しかしフェアリーに変化したことで、ちいさくなるが以前以上に使いやすくなったのが大きな強み。ちいさくなるの回避率を無効化する技のうちドラゴンダイブは無効化、フライングプレスやハードローラーは半減される。それ以外は採用率の低いノーマル技か2ターン技で使いづらいゴーストダイブしかない。必中技も元の威力が低いものが多く、威力が高めのはどうだんも半減。さらに特性「てんねん」ならちいさくなる同士の積み合いにも一方的に強くなる。
そのため、1度ピクシーにちいさくなるを積まれると、「するどいめ」やくろいきりなど攻撃技以外のサポートを使わなければロクに手が付けられなくなる。
そして、ピクシーの最も恐ろしい点は対戦において「マジックガード」も「てんねん」も積み技とのシナジーが高く、どちらの特性を採用した型も使用率が高いこと。ピクシーを出されるとどっちの特性を使っているか分からない相手は、状態異常技も積み技も使い辛くなる状況に陥ってしまう。まるで第5世代までのドータクンを彷彿とさせる。
さらに元ノーマルタイプの名残で、技マシンで覚えられる技が非常に多いままであり、特殊技のレパートリーが豊富なことも使用率が高い理由。イメージ的にもピッタリな一致技ムーンフォースを習得出来、不一致であるがアシストパワーも非常に強力。
まさに何もかもがピクシーにとって追風であり、メタな対策を取られ徐々に数を減らして来ているラッキーに変わる新たなピンクの悪魔としての頭角を現わしつつある。どこかのレートでピクシーはちいさくなるを積み、数多のプレイヤーをイライラさせていたであろう…。
第7世代
必中鋼技であるスマートホーンが、ヘビーボンバーにちいさくなる特効が追加され、あっさり突破される機会も増える。現在これらをメインウェポンに据えるカミツルギとテッカグヤが環境に蔓延っているため、居座りが難しくなった。とはいえ特性の2択は依然として強力であった。
第8世代
あらゆるポケモンが使えるダイマックスわざが必中であるためちいさくなる型の使い勝手はさらに落ちてしまったといえる。ただしダイマックスは3ターンのみなので、使用後ならば一応効果的に使うことは可能。また、ダイマックスわざにより天候変化や能力変化が全世代までの比ではない頻度で飛び交うようになったので、マジックガード・てんねんの両方を活かせる機会が増えたことはかなりのプラスである。なお今世代でじゃれつくを習得したが、タマゴ技からはらだいこが外れてしまった。
第9世代
2023年9月13日配信されたDLC「碧の仮面」で内定。この世代ではラウドボーン、ヘイラッシャ、ドオーといった「てんねん」持ちが追加されており、「てんねん」耐久型が凌ぎを削り合うのかもしれない。
性能面では何とちいさくなるを没収された。新規習得としては攻撃をしつつ相手の攻撃を下げるひやみず、特性を入れ替えるスキルスワップ、本編では初となるドレインキッス等。いずれにせよ、従来の運を味方にした耐久戦法は終焉を迎えることになり、今世代ではマジックガードや選択肢が増えた回復技によって正々堂々向き合う戦い方が求められる。幸いつきのひかりは健在なので、ステルスロックやトリックで起点を作りつつ時に再生回復して粘る型がを作るのがベターか。
テラスタイプは、はがねウエポン対策かつ弱点僅少のみずがメインで、次いで弱点はみずより多いが耐性が優秀で同じようにはがね対策になるほのお、弱点補完に特化している上に耐性の数では右に出るものがないはがねが多い。たまに一致技での遂行力を高めたフェアリーも存在する。
この世代ではヘイラッシャ、ラウドボーン、ドオーなど「てんねん」持ち層が余りにも厚すぎるため、シーズン11で早くも使用率61位と低迷。しかも用途は「てんねん」耐久型よりも「いのちのたま」アタッカー型や「かえんだま」+「トリック」サポーター型など「マジックガード」を活かした型の方が優勢であった。
準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHでは幾分かマシな状況にはなっているが、根本的な「てんねん」持ちの層の厚さは変わらず、「アシストパワー」や「コスモパワー」といった差別化点で何とか一部で独特の需要を得ている状況。
一応ダブルバトルではレギュレーションの関係上の火力デフレにより初動の時点でピッピの「フレンドガード」まで必要な場面が少なく、寧ろ積み技で不覚を取ることを防げる「てんねん」を持ったピクシーの方がよく使われる。この頃のダブル使用率は概ね40位台を推移している。ブーバーやエレブーなど多様な「このゆびとまれ」持ちが発掘され、「このゆびとまれ」持ちの需要が上がっているという背景もあるが、腐っても「このゆびとまれ」持ちは伊達ではない。
一方、テラレイドバトル攻略においては、積み技が通常行動に組み込まれているレイドボスへの対抗策として「てんねん」型の個体が駆り出されることがある。吸収技である「ドレインキッス」が習得できるので、「回復しつつ相手にダメージを与えていく」というテラレイドバトルの基本戦術が行いやすいのも大きな利点。また、「じこあんじ」も覚えられるので、積み技で強化された相手のステータスをコピーすることで、そのまま一気に反撃に転じたり、逆にこちらが積み技を使いやすくする状況を作り出すというトリッキーな戦術も可能。
特に「最強のジュカイン」や「最強のガオガエン」では攻略要員としてかなりの需要を誇っていた。
使用トレーナー
ゲーム版
- グリーン:初代ライバル※1
- エリカ:ジムリーダー(カントー)※1
- カツラ:ジムリーダー(カントー)※1.2
- シバ:四天王(カントー)※1
- アカネ:ジムリーダー(ジョウト)
- イツキ:四天王(ジョウト)※2
- アロエ:ジムリーダー(イッシュ)
- カルム:XYライバル
- セレナ:XYライバル
- ルザミーネ:エーテル財団代表
- ブルー:ポケモントレーナー
- トモミ:ピクシーマスター
- ヒカリ:ポケモントレーナー
- コウキ:ポケモントレーナー
- デンボク:ギンガ団団長
※1 ポケモンスタジアム2
※2 ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
- アンヌ(無印第90話)
- ルザミーネ
- ブルー(EVOLUTION第8話)
漫画版
番外作品
ポケモンGO
初代の古株ポケモンなのでサービス開始当初から実装されている。
当初のノーマル技ははたく、チャージビーム、しねんのずつき、ゲージ技はマジカルシャイン、ムーンフォース、サイコキネシスとあまりパッとしなかったがこれは当初ノーマル技にフェアリータイプの技が1つも無かったためである。
その後、ノーマル技であまえる、ゲージ技でコメットパンチを習得できるようになった。一方、ノーマル技はたくがレガシー技となってしまった。
HPが全ポケモン中でもかなり高めで打たれ強く、フェアリータイプなのでジムに配置するのも悪くはない。ラッキーやハピナスの前後に配置するのが良いが、サーナイトやトゲキッスがいる場合はそちらが優先的に配置されやすい。
フェアリーの中では入手難易度が低いため、サーナイトやトゲキッスが育つまでの繋ぎ役や2番手、3番手として考えるのならピクシーにもまだまだ需要はある。
ポケモンマスターズ
リーフ&ピクシー
2023年8月30日に実装。トレーナーズサロンで新密度Lv.100にすると解禁されるフェアリータイプのサポート。
技
ゆびをふる |
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いろいろな技の中からどれかひとつをつかう |
つきのひかり |
自分のHPを最大HPの約50%回復する。天気がひざしがつよい状態のときは約60%回復する。天気があめかあられかすなあらしのときは約40%回復する。 |
チャームボイス |
攻撃が必ず命中する |
大好きをぶつける! |
味方全員の攻撃と特攻を2段階あげる |
バディーズ技
めったにみられないフェアリーレイ |
---|
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
無傷登場時回復付帯 |
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HPが満タンで登場したときに自分を回復付帯状態にする |
P変化技使用時ゲージ↑1 |
ポケモンが変化技をつかったときに自分のわざゲージを1増やす |
バインド無効 |
バインド状態にならない |
主人公&ピクシー
タマゴイベント報酬で貰えるタマゴから孵化するピィを主人公のバディとすることが可能で、最終進化させることも可能。
その他
- ルザミーネ&ピクシー
トレーナーズサロンの探索でたまに発生するラッキーイベントの1つでルザミーネがピクシーを出しており、リーリエのピッピと共演している。
ポケモンユナイト
ロール | サポート |
---|---|
タイプ | 特攻 |
攻撃範囲 | 近接 |
進化 | ピッピ→ピクシー |
技1 | いやしのはどう→Lv.4つきのひかり/ドレインキッス |
技2 | チャームボイス→レベルじゅうりょく/このゆびとまれ |
ユナイト技 | ゆびにねがいを |
とくせい | マジックガード |
価格 | 10000コイン/575ジェム |
技1:つきのひかり
自分と周りにいる味方のポケモンのHPを、少しの間継続的に回復する。
最初は回復量が他サポート型の比べると少し心許ないが、レベルが上がり「つきのひかり*」となると回復範囲・回復量・効果継続時間が大幅に上がるため回復量が10万を超えるなんてこともザラである。
技1:ドレインキッス
周囲の野生ポケモンと相手のポケモンへダメージを与えてHPを吸い取る。
近くに自分より体力の減った味方がいる場合はそちらを回復する。
こちらはダメージを与えつつ自分と味方を回復するが、範囲がかなり狭く、当てにくいのでつきのひかりの方がよく使われている。
技2:じゅうりょく
自分を中心としたじゅうりょくゾーンを設置する。
このゾーン内に入った相手のポケモンは移動速度が段々下がる上、移動する技がすべて使用不可となる。ムーブ技ではなく移動する技なのでウーラオスのすいりゅうれんだやマッシブーンのばかぢから、ゾロアークのつじぎりなど技使用時に移動する技はすべて発動不可となるため、相手のポケモンの動きを大幅に制限できる(マッシブーンやゾロアークなどの技はすべて移動するので通常攻撃しか出来なくなる)。
また技による移動中にゾーン内に入ると技が中断され少しの間行動不可となる。
だがカメックスのなみのりのような移動中に妨害無効のバフがつく技はゾーン内に入っても中断されない(ゾーン内でのなみのりの使用は出来ないが)。
対処法は一応存在し、ハピナスのしんぴのまもりやなんでもなおしを使うなどで妨害無効のバフを受けること。これを駆使してじゅうりょく内でもお構いなしに連続キルを決めるゾロアークもいるので過信は禁物である。
技2:このゆびとまれ
指定された位置に移動したあと移動先の周囲の相手ポケモンの攻撃先を強制的に自分へ変更し、さらに少しの間通常攻撃しか出せなくするわざ。
相手に強力なムーブ技を持つポケモンが少なく代わりにエースバーンやドラパルトといった通常攻撃を主体に火力を出し続けるADCといったポケモンなどが多い・じゅうりょくの採用価値が薄いときに採用される場合もあるが、現環境(2024年2月)はじゅうりょくが刺さりやすいためこちらが使われることは少ない。
移動時の初速が速いため戦線離脱や瀕死で敵から逃げている味方を守るなど用途は意外と多め。
ユナイト技:ゆびにねがいを
周囲の味方を回復して、ランダムに1つの技を選び繰出すもの。出て来る技は以下の通り。
基本、ピクシーのユナイト技で繰出される技は元のポケモンよりも高性能なことが多い。
例えば、はかいこうせんの元はカイリューの技であるが、あちらよりも発生が明らかに速く、当てやすくなっている。ハイドロポンプも、カメックスのものより範囲と威力が上がっているなど、ユナイト技であるからか、かなり優遇されている。しかし、だいばくはつやはねるといった明らかなハズレ(だいばくはつは特防を無視してザシアンの約20エナジーが籠ったユナイトより高いダメージを与えられたり、はねるは発動後ユナイト技ゲージが90%まで回復するため再発動が早く範囲回復をもう1度行えたりと利点はあるものの結局は外れ)があるのがこのユナイトを壊れまで持っていかない所以であろう。どのみちはねるかだいばくはつが出る確率は10%もないので、余り気にし過ぎず味方のピンチの時に使っていこう。
- 技が全て味方サポートに長けており、味方サポートを極めたといえるポケモン。
- ソロでランクマッチに挑む際はがくしゅうそうちを持つことを推奨する。というより基本つけるべきである。
- 持ち物によるステータス上昇で耐久(HP)と移動速度を上げられる
- レベルが低くなりがちなサポート型レベルが上がりやすくなる
- がくしゅうそうちの隠し仕様に「近くにいる味方と自分の経験値量を増やす」というものがあるため、味方及び自分のレベルアップをサポート出来る(厳密にはもっと複雑な仕様であるがここでは割愛させて貰う)。
以上の理由からソロランでピクシーを使う際はがくしゅうそうちを持たせることを強く推奨する。持たなかった場合は地雷認定されてしまうこともあるので気を付けよう。
- ステータスだけを見ると耐久が低く見えがちであるが、実際はつきのひかりやドレインキッスの回復によって耐久が底上げされているので意外と頑丈である。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- 無印第6話
- おつきみ山に住むピッピ達が満月の夜に巨大な月の石の前へ集まって月の石の力でピクシーへ進化。月の石をロケット団に奪われたが「ゆびをふる」で大爆発を起こさせてロケット団を星とした。AG第134話でサトシ達が再度おつきみ山へ来た際もロケット団を攻撃した。
- 無印第90話
- ポケモンショーの座員・アンヌのポケモンとして登場しており、アンヌがピクシーの吹き替えを担当している
- ルザミーネのピクシー
- リーリエとは、まだピィであった頃より共に過ごした間柄で、リーリエとしてはピッピのままで育てたかったらしいが、ルザミーネが勝手に月の石を与えたことでピクシーに進化するまでに至っている。この際リーリエはどんな反応をしたのか不明であるが、アニポケエピソードをピックアップした小説版『よむポケ』の挿し絵では大泣きしていた。
- 進化している現在もその関係は良好で、彼女がルザミーネの元に戻って来た際は優しく出迎えている。しかし、ピッピであった頃まではリーリエにとって妹の様な存在であったのに対し、現在はピクシーの方が世話を焼く等、立場が逆転してしまっている節を見せる。
- 第50話にてウルトラビーストのウツロイドが現れた際は、マジカルシャインで撃退しようとするも、返り討ちに遭ってしまい、その後のウルトラホールの決戦では、ウツロイドに洗脳された形でリーリエ達の前へ立ちはだかる。しかし、思い出の品であるピッピ人形を持参していたリーリエの必死の説得を受け、ピィの頃から過ごして来た記憶を思い出し、正気を取り戻している。その後ルザミーネ救出のため、リーリエ達と同行することとなる(なお、マジックガードであったので毒沼でも平気であった)。
- 第61話でウルトラガーディアンズが結成されてからは、ポケモンスクールの地下に建設された司令室管理やメンバーバックアップ、サポート等を担当する。第111話では、メレメレ島に上陸して来たメルタン達が司令室に侵入して来たことで慌てて撃退しようとしたのであるが、結局そのまま居着かれてしまうことになる。しかし、その後は上手くメルタン達を手懐けており、鉄くずを餌として与えつつ、ウルトラガーディアンズでの手伝いをさせていた。
- 新無印第120話
- ピッピ達の進化の儀式を見守っていた個体。コハルのイーブイと共に襲いかかってきたゴルバットの群れをサイコキネシスで撃退した。サクラギ一家にゆびをふるで桜のはなふぶきを見せたことから、サクラギ博士が少年時代に触れあったピッピと判明した。「ピクスィー…」と鳴く。
- 新無印最終回第136話のEDにてサクラギ家にピッピとピクシーのイラストが飾られていた。
- 『オーキド博士のポケモン講座』
- オーキド博士の空腹を感知し、おにぎりを持って来る気の利いたポケモンとして登場した。
その他
無印 | 第169話 |
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AG | 第134話・第174話 |
XY | 第51話 |
SM | 第81話・第92話 |
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- ブルーのピッくん
〈ブルーの手持ち〉 |
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ぷりり(プリン→プクリン♀️) |
カメちゃん(ゼニガメ→カメール→カメックス↔️メガカメックス♂️) |
メタちゃん(メタモン) |
ニドちゃん(ニドラン→ニドリーナ→ニドクイン♀️) |
ピッくん(ピッピ→ピクシー♂️) |
ブルー(ブルー→グランブル♂️) |
ケーちゃん(ケーシィ♀️) |
リリリ(プリン♀️) |
タッちゃん(タッツー♀️) |
- 14章:原作・アニメ同様ルザミーネの手持ちとして登場する。
関連イラスト
関連タグ
0035.ピッピ→0036.ピクシー→0037.ロコン(アローラロコン)
関連ポケモン等
- 星関係