概要
青木れいか/キュアビューティと薬師寺さあや/キュアアンジュはともにキャラクターデザインが川村敏江であり、「知性派で落ち着いた美人」という、青キュアのいわば正統派に属する2人である。
共通点
- どちらも学業成績は学年トップの優等生。
- どちらも頭脳的な戦法を得意とする、チーム内の参謀格にあたる。
- どちらもクラスでは学級委員長を務めている。
- どちらも誰にでも分け隔てなく優しく接する性格で、他の生徒たちからも頼りにされる人望もある。
- 若干方向性は異なるが、どちらも天然ボケの面がある。
- どちらも「なりたい自分が見つからない」と将来のビジョンが明確でない(本編中)。
- お化けなど「怖いもの」に対する耐性が高い。れいかは肝試し回で続発する怪異現象にも全く動じず、冷静で合理主義的な対応に徹していて、それが寧ろ天然ボケに見えるほどだった。さあやはホラー映画を愛好し、その演出技法の効果を論じるほどの楽しみ方まで出来る。ともにチーム内に極度に怖がりの仲間がいるのも共通点。
相違点
- れいかは最後にプリキュアに覚醒したが、さあやは2人目である。
- れいかは仲間たちとの会話でも敬語(時折女性語)で話すのに対して、さあやは基本的に中性的な口調(こちらも時折女性語、稀にお嬢様言葉)で話す。
- れいかは当初から凛とした姿勢でふるまっていた(それが過ぎて仲間たちも変な方向に巻き込みかけたことすらある)のに対して、さあやは自分に自信がなく、消極的なふるまいが目立ったことも違いである。
- れいかは眼鏡はかけないが、さあやは必要に応じてかける。
- れいかは世間への関心の幅があまり広くない(修学旅行でたこ焼きを食べるのは初めてという位)が、さあやは世間への関心の幅が結構広い(特にIT機器や電気ドリル等の無機物に関して)。
- れいかは古風な家庭の育ちで、家にはまだ黒電話が置かれているなど先端技術とは縁が乏しい印象があるが、さあやはインターネットを駆使し、ミライパッドにも興味津々で食いつくなど、IT機器に馴染んでいる(もっとも、れいかもごく短期間にハッピーロボの操縦方法を完璧にマスターしたことでわかるように、実は機械を操る潜在能力はかなり高い)。
- れいかは顔芸豊富なスマプリチームにあって表情が崩れることは稀だが、さあやは劇中で時々変顔を見せている。第14話でルールーと張り合った時には、視聴者に見せられないほどの変顔をルールーともども幼児たちの前で披露した。