概要
1980年に「金子製作所」として電子機器の開発・製造・販売を行う会社として金子浩氏により創業される。程なくしてアーケードゲーム開発も行い、初期の頃は主にタイトーへ持ち込み、もしくは販売委託していた。家庭用ゲームに関してはハドソンの下請け作品が多い。
1996年に「カネコ」へ社名変更。ほぼ同じ頃、新業務用基板「スーパーカネコノバシステム」の開発を委託していた「日立ソフトウェアエンジニアリング」を、同基板の開発遅延および特許権を巡って訴訟を起こしている(現在も係争中かは不明)。
1999年に資金難に陥り、翌年ゲーム開発より撤退。上記の日立との係争が関係しているかは明言できないが、2年間もの開発遅延に伴う損失は発生しているはずで、しかも結局はカネコ側のみで基板を完成することになったのを鑑みても全くの無関係とは思われない。
現在はオンラインゲーム配信サービス、システムソリューション関連の業務等を行っている。
開発ゲームタイトル
業務用
歌舞伎Z(販売:タイトー)
決死の探検サバイバル ゆけゆけ!山口君(販売:タイトー)
侍日本一(販売:タイトー)
Dr.トッペル探検隊(販売:タイトー)
ヘビーユニット(販売:タイトー)
レディーマスター(販売:タイトー)
家庭用
エアロブラスターズ(エアバスターの家庭用タイトル)
スーパースターソルジャー(販売:ハドソン)