概要
同カネコ社の『富士山バスター』の続編とも言えるゲームである。海外名は『Blood Warrior』。
前作は普通にCG(ドット絵)だったが、本作は実写取り込み画像である。
とりあえずこの動画を見て頂きたい(グロ注意)
ご覧の通り、モータルコンバットの如く、血は吹き出し首はもげ内臓が飛び散る。
当時の社員の噂によると、社長が海外研修に行った際に海外の関係者に当時流行っていたモータルコンバットの影響で「もっとバイオレンスがあったほうが受ける」と言われ、帰国するや否や「血を出せ!切腹させろ!フェイタリティしろ!!」という具合になってしまったらしい。なお、設定切り替えにより残虐表現フィルターをかける事も出来るが、モザイクのかかる位置が若干ずれている。
そのグロ過ぎる演出故か、コンシューマ移植を検討した際、ソニーどころかセガからも断られたらしい。
登場キャラクター
- 嵐(忍者)
- 一休(お地蔵さん。メイン画像のキャラ)
- 獅子丸(見た目は歌舞伎の連獅子だが、中身は「パンクロッカー」。何気に英語で話す)
- 金四郎(モチーフ元が遠山の金さん)
- 霞(クノイチ。DOAのアレとは異なる)
- 三平(カッパ)
- 秀月(鎧武者の亡霊)
- 弁慶(鉄球などの武器を使う)
- 五右衛門(キセル型トンファーが武器)
この9人すべてを倒すとエンディングになる。また、2Pカラーは自発的には選べず、同キャラ対戦のときにしか拝めないという特徴がある。
余談
・三平が異様に性能が良く、ゲームセンターによってはカッパ禁止と張り紙がされていたらしい。
・1994年度の裏ゲーメスト大賞受賞
・コロコロアニキ6号にて白黒ページだが、本作が取り上げられた。