演:竹内義人
概要
地球解放機構TLTの部署の1つであり、スペースビーストの発生を抑制する為に人々の記憶からビーストに関する記憶を消去する役目を担うメモリーポリス(P.M)の一員である男性。
同じくP.Mの一員でその最高責任者である首藤沙耶の右腕として常に彼女の傍らに控えており、Episode.11ではリコを心配する孤門の心中を察して彼女の住所を教えた首藤の身を案じて声をかける等の行動を見せていた。
またEpisode.16では上層部からの指令を受けて溝呂木の策略で理子を巻き込んでしまった事件で薫から罵られた事がトラウマとなり、ノスフェルを討つ事が出来ずに凪からの糾弾された事を切っ掛けに戦意を喪失。
一時的に戦列を離れてしまった孤門を監視し、何かあった時か彼の記憶を改竄する為に監視を兼ねて確保しようと彼を追跡していたが、根来に妨害されてしまい逃げられてしまうといった失態を演じてしまった事もある。
とはいえ上司を含めた他のP.Mのメンバー達と違って登場の機会にも殆ど恵まれないばかりか、活躍の場が無いに等しい為に影が極端に薄いただのモブキャラだったのだが………。
「溝呂木眞也...そいつの役目は終わった。これからは、俺が奴に代わって、この世界を闇に塗りこめる‼」
実は彼もまた如何やらデュナミストの素質がある人物であった様で、誰しもが彼の存在を忘れていた頃、Episode.32にて捕えられた溝呂木がTLTから脱走した際に彼を捕えるべく追跡していた際に溝呂木を見限ったアンノウンハンドに唐突に彼の後釜として見出され襲撃されて悲鳴を上げるとともに強大な闇の力で洗脳を施されるとともに新たなる闇の巨人“ダークメフィスト・ツヴァイ”へと仕立て上げられる(ちなみにあくまでも噂だが、元々ツヴァイは登場しない筈だったが、路線変更の末に登場する事になったらしいので、考えようによっては大出世とも考えられなくはない)。
闇の力を手にした後は今までの口数は少ないものの国家公務員らしい真面目な印象は鳴りを潜め、自身が溝呂木に変わって世界を闇の染めると宣言する等、完全に力に溺れている印象が強くなっている節がある。
用無しになった溝呂木を背後からダークエボルバーで狙撃後、ダークメフィスト・ツヴァイに変身。
圧倒的な戦力差で憐が変身したジュネッスブルーを追い詰め、彼から光の力を吸収して自身をより強化しようと目論むが、如何せん戦闘経験が乏しかった為なのか、光の力でダークメフィストに変身した溝呂木の参戦という予想外の事態に形勢は逆転。一気に劣勢の追い込まれるものの、変身者の溝呂木が手負いだった為、すぐさま反撃して致命傷を負わせることに成功するものの、それを逆にチャンスとして体をメフィストに抑え込まれてしまい、何とか振り解こうと激しく抵抗するものの、最後は溝呂木の言葉を受けて意を決した憐が放った必殺技を受け悲鳴を上げながら消滅。
溝呂木やリコと違って元の姿に戻らないまま死亡するというある意味悲劇的な最期を遂げた。