讃岐うどん
さぬきうどん
香川県民の主食にして銘産品。何かと事ある毎に香川県に関連付けられるブツ。
生地を幾重にも伸ばし折り込みまた伸ばす事で生成される空気層と、練り上げられて生成されるグルテン、最後に水で締める事、これらの過程によって生み出される強いコシが特徴。コシの事を「もちもち感」などと表現している場合もあるが、讃岐うどんのコシはコシでありコシ以外の何物でもないので悪しからず。
つゆに使われるダシはいりこだしをメインとする。ただし、讃岐うどんではつゆの事を単にダシと呼ぶので注意。
日露戦争の英雄乃木希典が善通寺にいた時代、部隊食として取り入れ、普及のきっかけを作ったと言う説がある。が、江戸時代から既に存在していたようである。
平安時代に空海が唐から持ち帰った、という伝承があるが、むろんこれも俗説の域を出ない。(のだが香川県内では結構真剣に信じられている)