概要
『サモンナイト2』で登場した、幻獣界・メイトルパの亜人である「メトラル族」の少年。CV:佐藤智恵。
幼少時の病気が原因で魔力の源である角を変なカタチに切り取られてしまっており、本来の力を出せずにいる。ちなみに病気にかかったのは、彼自身の魔力が強すぎたためであった。
気弱で泣き虫な性格で、召喚師試験で初めて主人公と出合ったときには激しく怯えており、試験官からは「(護衛獣として)とんだハズレ」等と馬鹿にされる。
角がないことで男として認められず、女性の手伝いをさせられていた過去から家事全般が得意。
戦闘では、魔力が出せない関係でおおよそこの性格には不向きであろう近接物理アタッカーを務める。しかし、移動力にこそ優れるものの攻撃力・防御力共に伸び悩むという致命的なミスマッチを抱えており、一般的に上級者向けの護衛獣とされている。
一応、育成を進めていくと魔法系のステータスを上げるクラスも解禁されるが・・・
敵をマヒ状態にする「メトラルの魔眼」と言う固有スキルを持つ。
終盤ではビーニャによって絶体絶命の危機に陥った主人公を救うため、切り取られたはずの角が光の角となって復活、ビーニャ曰く「伝説の神眼」の力によって窮地を救った。この光の角は、後に『サモンナイト3』の番外編終盤でも使用している。
前作の登場人物であるエルカとは同族であるが、交流があったかどうかは不明。
資料集「サモンナイトコレクション」では「もし出会ってたらこきおろされるだろうと容易に想像できます」とコメントされている。
『サモンナイト6』ではラージュ編にて迷子になりはぐれ召喚獣に襲われていた所を保護される。
この時、ムービーによる特殊演出を見る事ができる。
しかし、登場こそ早かったものの、
「繭世界(フィルージャ)」に呼び込まれる過程で残っていた力のほとんどを奪われてしまったために完全な非戦闘員と化しており、
戦闘外でも知り合いが全員平行世界の別人(彼が主人だと話すトリスはバルレルを護衛獣に選んだ状態で全く異なる経路からやって来た)となっていて会話の輪に入りにくく、
得意の家事もそれを仕事にしているライ・フェア、ポムニットといった面々の合流で次第にフォーカスを奪われてゆき、
挙句の果てにバルレルに用意された戦闘復帰のための追加エピソードの配信も見送られたと、
その後はいまいち存在感を発揮できずに終わってしまった。不憫。
関連画像
「母性をくすぐるキャラ」がコンセプトだったとも言われているが、心なしかトリスよりもマグナと一緒に映っている傾向が強いように見受けられる。リィンバウムではよくあることなので深く考えない方が良いのだろう。