ルカ(FE外伝)
るか
概要
外伝
ソフィア王国の兵士でソフィア解放軍の一員。一人称は「ぼく」。
主人公アルムの暮らすラムの村に、かつての英雄マイセンの助力を求めに来た。ところが、アルムがマイセンに「解放軍がマイセンに仲間になってほしいと頼んでいる」ではなく「自分が解放軍に入りたい」と伝えたようで、そのことを反対された後にルカと話すと、何故か話が「マイセンが解放軍への参加を断った」ことになっており、ルカは老いて勇敢さが損なわれたのだとマイセンに失望してしまう。
しかし、マイセンの孫であるアルムから祖父の代わりに解放軍に入りたいと言われ、快諾して共に旅立つことになる。
その際の台詞が、前作の主人公も使った「ぼくといっしょに~へいこう!」である。
Echoes
赤髪の男性。一人称は「私」。中流貴族の生まれだが、身分にこだわらず礼節をもって相手に接する。
どこかの修験者のように慇懃無礼にも皮肉を交える節はあるものの、その慇懃な物腰は村人達の騎士に対する負のイメージを払拭するに至る。
上記の経緯はマイセンに直談判して断られるという内容に変わり、ルカの反応もややマイルドになったが、結果としてアルムを奮起させた。
物腰柔らかではあるが、状況や世相を冷静に観察、分析しており、そしてそれを忌憚なく言葉にする為、当事者にとってはかなりの非礼に当たるだろうことも平気で発言する。だが同時に、クレーベの影響もあるのか、身分や貴賤に囚われない実力主義的な価値観を持っており、アルムの能力を高く評価し、リーダーとして強く推薦している。
父の前妻の子である異母兄と折り合いが悪く、軍に入ったのも彼の命令によるもの。
DLC「解放軍の前日譚」において人物像はさらに掘り下げが入り、フォルス、パイソンらと身分の差を越えて交流する様子や、また冷徹なリアリストとして普段の彼からは想像もつかないような一面、そして失意のクレーベを叱咤するなど、解放軍の参謀、クレーベの腹心としての彼を見ることができる。
強制加入キャラクターであり、序盤はプレイヤーに対するシステムの解説役も担っている。また、クラシックモードでもストーリー上での登場頻度が多いためか死亡しない。これらの点からゼトやフレデリクのような立ち位置とも取れる。
ユニット性能は、HP、技、守備に長けたソルジャー。
攻撃を受け止め、確実な反撃を返すようなカウンター型の戦いが向いている。
ナイトキラーなど、槍装備は少し命中が下がるものが多いが、ルカならば扱いこなしてくれる。
強敵が相手の場合は盾を持たせてさらに防御を高めるのも有効。
だが装備品による速さマイナスには注意。敵に妖術師、魔女が混ざっている場合、攻速によっては
追撃を許してしまう。
属性 | 青 |
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武器 | 槍 |
タイプ | 歩行 |
武器 | キラーランス |
奥義 | 聖兜 |
パッシブA | 守備の城塞 |
パッシブB | 進軍阻止 |
ヒーローズ版では、槍の歩兵として登場。
歩兵ながらHP・守備が重装並に高く、守備基準値は全体の4位、初期スキル補正込みの場合守備は全キャラ中トップを誇る。
攻撃力が下がる代わりに守備力が上がるスキル「守備の城塞」と敵を足止めするスキル「進軍阻止」と相まって壁役を担え、歩兵ゆえ重装・騎馬・竜族特効を受けず、飛行と違い弓特攻も受けないため物理受けに関しては最も安定感があるだろう。
また、奥義は間接攻撃ダメージを軽減し、「キラーランス(+)」で発動間隔を短縮可能。
「守備の城塞」と「キラーランス」のせいで攻撃が低く感じがちだが、実際の攻撃値は恒常排出される歩兵槍の中では最高値であり、アタッカーとしても十分機能させられる。
本作には「守備の割合値をダメージに加算」する奥義もあるため、奥義を変更すれば驚異的な火力を生み出せるのでアタッカーとしても一級品。
欠点としては攻撃・守備の高さに反して致命的に低い速さと紙クズも同然の魔防が挙げられる。
物理の強さに反して魔法攻撃や竜族のブレスを食らうと有利不利問わず一撃で倒されかねないという両極端な性能であるが、
3すくみ優劣に関わらず物理はオッケー、魔法はダメという非常にわかりやすい性能ゆえ使い所を間違えなければ強力なキャラクターである。