新潟県小千谷市出身。慶応大学を卒業後、1976年に集英社に入社。
1980年代から1990年代初期、黄金時代の『週刊少年ジャンプ』(WJ)の編集部に在籍し鳥山明、桂正和を担当したことで有名。『Vジャンプ』創刊編集長を務めた後、WJ編集部に呼び戻され、編集長、発行人を歴任、集英社専務取締役にまで上り詰める。
2015年8月に、集英社の子会社である白泉社代表取締役社長に就任。
逸話
編集者という本来裏方の立場ながら鳥山明に度々容赦なく「ボツ!」と駄目出しをする様を
作中でネタにされたり、Dr.マシリトのモデルにされたりしたため、読者にも広く名が知れ渡っている。
ジャンプの三原則であった友情・努力・勝利に関しては否定的で、男臭い熱血が売りだったジャンプを軟派路線に導いた張本人...もとい功労者。ラブコメ好きで、何かと作品をラブストーリーにもっていかせたがるため、恋愛描写の苦手な鳥山との間には特に様々な逸話が多いが、仲が悪いわけではない。
ビデオゲーム好きで、WJに「ジャンプ放送局」や「ファミコン神拳」のコーナーを作り、同誌のメディアミックス路線を確立。同コーナーの仕事を通じてさくまあきらや堀井雄二をゲーム業界に導くきっかけをつくった。
ドラゴンクエストシリーズのキャラデザに鳥山を起用させたのは他でもない鳥嶋である。つまり、DQシリーズが今あるのは鳥嶋の貢献を抜きにして語れないのである…が、最近のシリーズは触ってないらしく、30周年のメッセージでは「最近のは知らんのですが」と述べている。
彼をモデルにしたキャラクター
「キン肉マン」トリシマ
「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」マトリフ
「とっても!ラッキーマン」トリシマン
「幕張」嶋鳥和彦
「桃太郎伝説シリーズ」および「桃太郎電鉄シリーズ」あまのじゃく
「桃太郎電鉄シリーズ」キングボンビー
「Vジャンプ」読者コーナー 総統マシリト
「Drスランプ アラレちゃん」:Drマシリト