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石妖の編集履歴

2018-09-16 21:07:17 バージョン

石妖

せきよう

江戸後期の学者・佐藤成裕著の『中陵漫録』に記載される妖怪。

概要

『中陵漫録』に記載されるの化身、或いは石の精とも捉える事もできる美女の姿をした妖怪


それによると豆洲(静岡県)の山中の石切り場に現れ、丁度昼時で休息中だった石工たち近付き、「毎日のお仕事でお疲れでしょうから私が按摩をして差し上げましょう」といって次々に石工のを揉んでいった。


するとその按摩がとても気持ち良かったのか按摩をしてもらった石工たちは次々に寝入っていったが、その内の1人が彼女は只者ではないと正体に感づいて密かのその場から立ち去り、たまたま出会った猟師に事情を打ち明けて現場へと戻った。


戻ってきた2人を見た石妖は猟師に鉄砲で撃たれ、石の正体を現して粉々の砕け散り詩型を消したが、その後も何事も無かったかのように度々出現したという。


なお、石妖に按摩を施された石工たちは眠っていたのではなく、実は余りにもの激痛で気を失っていたというのが真相であり、その背中には石で引っ掻いたような傷が無数に付いており、このままでは病気になる危険性が高かったが、幸いにして手当てが早かったこともあり、何とか無事に回復したという。


ゲゲゲの鬼太郎

CV/内田真礼

初出は少年マガジンに掲載された『新編ゲゲゲの鬼太郎』。


石の化身の様な妖怪であり、石山妖子(いしやまようこ)という偽名を名乗り男性を誑かして大金を撒き上げる結婚詐欺を生業とする極めた悪質な妖怪で、劇中ではねずみ男を誑かして結婚した後、新婚旅行先で祝儀袋を奪い去り行方をくらませた後に今度は妖怪研究家の水木を次のターゲットとして目を付ける。


伝承と同じく相手の肩をもんで石で引っ掻いたような傷を負わせて気を失わせてしまう事が出来るほか、自身の体を石のように固くして防御したり、石の塊と化して突進攻撃を仕掛ける事もできる。

また、例え粉々に砕けれてもその状態で飛び回りぬりかべに穴をあける程の攻撃を仕掛けたり、竜巻の様になって襲い掛かるなど、その戦闘力は意外にも高い。


劇中では自身の行いに感づいた鬼太郎たちと対決し石となって鬼太郎を追い詰めるが、最後は海に落ちて妖術が仕えない様になり、女性の姿に戻った所を海坊主に捕まってしまい、二度と悪さが出来ない様に彼(?)の下で強制的に暮らす事になってしまった。


なお、アニメでは今まで登場の機会に恵まれていないが、ねずみ男が主役の回ともいえる第6期、第24話において満を持して遂に登場。


原作とほぼ同じ末路を取る事になるが、本気で彼女を愛していたねずみ男の懇願により解放され、自分に騙さ付けていたのにも拘らずになおも自分を護ろうとし続けたねずみ男のひたむきな優しさに心動かされたのか物語の終盤、結婚指輪を質に入れ出て来たねずみ男に気付かれない様にリンゴを差し出し、何処かへと去って行った……。


関連項目

妖怪

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