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THEHAGの編集履歴

2018-09-27 13:29:42 バージョン

THEHAG

ざはぐ

ゲーム「Dead by Daylight」に登場する殺人鬼。H「A」Gであり、意味は「抱きしめる」ではなく「鬼女」「オニババ」である

概要

 本名は「リサ・シャーウッド」。HUGじゃない。HAGである。

 NURSEに次ぐ女の子枠…だが出てきたのはガリガリミイラのアマゾネスである。被食と飢餓によってその肉体は骨と皮だけのような痩せこけた見た目となり、ロクでもない場所に拘束されてたためか皮膚も灰色に汚れきっている。右腕と左腕がアンバランスだがこれは取れた右腕をその辺にいた死骸から奪って付けたものであるため。常に飢えと渇きに苛まれる彼女は右腕で切り取った生存者の肉と血を美味しそうに味わう。被害者でもあり加害者でもあるという点はNURSEに通じる所があるかもしれない。元々はおまじない好きの少女だったが今では見る影もなく、自身の飢えを満たすために生存者を狩り殺すための武器としておまじないを濫用する鬼女と化している。


 住処は「淀みの沼」。彼女の実家ではなく件の犯行現場。難破船が真ん中に鎮座している湿地帯であり、そこから大勢の死骸が見つかったが、肉と皮がはがされていたのだという。非常に入り組んだ地形、植物と岩でまったくみえない視界と、かなり人を選ぶステージ。ちなみに修理が完了すると、朽ちた船から汽笛が鳴り響くという特殊演出がある。ビックリしないように。


背景

 辺境の森に住む、村に伝わるおまじないが大好きなリサ・シャーウッド。彼女はある時帰り道で突然の嵐に見舞われ、足を滑らせて気絶してしまう。目が覚めた時、そこは天国でもなく自分の村でもなく、そもそもまともな施設ですらなかった。水がしたたり落ちる暗闇の中で彼女はの眼は、傷つけられ蛆と蠅にたかられる犠牲者を眼にした。何という運命のめぐりあわせか、彼女は食人部族に捕らわれてしまっていたのだった。彼らは甚振る様に錆びた獲物で犠牲者の肉をそぎ落とし、それを喰らった。彼女もその犠牲となった。多くの人は削がれるうちに命を落としたがリサだけは耐えきった。治療もなくそのまま放逐された削ぎ痕からは膿が出て、ハエや蛆が集るようになった。ある時、彼女は右腕を犠牲にして拘束を逃れた。苦痛、餓え、絶望、そして食人の狂気に晒され続けた彼女はせめてもの救いにあるおまじないをかけた。その瞬間、彼女はとてつもない空腹感で頭を満たされた。「そうだ。奴らにも同じ苦しみを」。リサは自分を喰らった部族を喰らい返した。とれた右腕は最初に喰った時に落ちたモノを拾って取り付けた。部族は一人残らず喰いつくされ、後の警察の捜査によって凄惨な事件として語られる事になる。だが、HAGと化したリサの飢えは満たされなかった。彼女の尽きない血と肉への渇望は、今日も生存者を追い詰める最良のガソリンとなり、彼女の肉体を突き動かしているのだった。血を。肉を。全てを喰らうため。それだけが、今の彼女の全てである。


性能

 黒ずんだ触媒を用いた「おまじない」による罠の設置が行えることが特徴、罠キャラはTRAPPERがいるが、彼と違って同時設置数は10、しかも設置数自体は無制限である。罠の効果は「作動範囲に踏み込んだ生存者の前に泥人形を出現させる」というオッカナビックリ技。泥人形には攻撃力も踏み込んだ生存者を狙う事もできないが、生存者側の視点の強制移動、大声による威嚇、そしてHAGには発動した罠が可視化されるという様々な効果があり、ただのビックリ箱に終わらない。しかも、罠の一定範囲内にHAGがいた場合、HAGはテレポートしてその泥人形と入れ替わることができる。これによる索敵、牽制、奇襲ができるため、罠を用いて生存者を弄ぶのがHAGの本懐である。


 メメント・モリは相手の首元に飛びかかてそのまま喉を食い破り、新鮮なうちに腹を右腕で裂いて溢れ出た臓物をほおばるというもの。その容赦のない食人動作は、まさに新鮮な肉を前にして涎を垂らす鬼そのもの。彼女の固有パーク「貪られる欲望」がメメント・モリを発動可能にしている事をふまえても、彼女を苦しめてる「餓え」というものは、あのエンティティの力を以ってしても抑えられぬ衝動という事なのだろう。


PERK

HAGのパークはすべて「HEX」である…という特徴がある。「HEX」タイプはそこかしこに置いてある人骨のオブジェ「トーテム」が光を放つ「呪いのトーテム」というモノに変化し、呪いのトーテムがある限り生存者に何らかのデバフ、キラーになんらかのバフを永続してかけ続けるようになるパーク。破壊されれば強化効果も弱体効果も消滅し、ただの死にパークと化すが、破壊されるまでは非常に強力な永続効果を与えてくるため、生存者側のやる事をふやせる面と、その強力な効果で好き放題に場を荒らせるというのが強み。そのかわり破壊されたら終わりなので、キラーも呪いのトーテムの防衛というやる事が増える。



Hex:The Third Seal

 負傷すると可視化パーク、アドオンの効果を封殺できるというもの。生存者はやられた人、無事な人の位置取りを把握するのが重要となるが、これを封殺されるというのはかなりの痛手となる。


Hex:Ruin

 「ルイン」とよばれる文句なしの最強パークトーテムが存在する限り生存者の発電機修理速度を弱体化、及びスキルチェック難易度を大きく上げるという凶悪パーク。これによる修理妨害はとてつもなく、1桁ランク帯のキラーにとっては必需品と言っても差し支えの無い最強パーク。Hexタイプを複数備えたパーク構成でも「ルインだけは守れ」と言われる程に強力かつ凶悪。これのあるなしでは修理速度が目に見えて変わる。ルインの存在が確定した時点で生存者側もルイン破壊に全力を出すようになるため、トーテム防衛の上手さがとても重要になる。


Hex:Devour Hope

 貪られる欲望。最初の単語を取って「デボア」と略される。最強ではなく最凶のパーク。これは一回生存者を吊り、その吊った相手からある程度離れている状態で誰かに救助される事で得点がたまる経験値強化型(他ではララバイトーテム等が有名)。得点1は何もないが、2

たまると移動速度が大幅上昇。3になると通常攻撃が一撃ダウンという超強化を受ける。4ではなにもないが、5に到達した瞬間…


メメント・モリが発動可能になる


 本来メメント・モリはそのための高レアのオファーリングもしくはアドオンを装備する必要がある。オファーリングもアドオンも消費アイテム扱いなので、一試合しか使えない。そうした消費無しで発動可能、しかもそこまでの時点で多くの強化を受けているため、普通にメメント・モリをするよりも楽に発動可能となる。しかも開いた枠を別の妨害オファーリングを詰め込む余裕ができる。これを最と言わずして何と言おうか。


だが、過信は禁物。「Hex」のためトーテムを破壊されたら終わりであり、ルイン同様率先して破壊されるトーテムである。それに5回も吊るすというのはかなりの労力であり、また「救助される」事が経験値獲得の条件なので、位置取りをミスって経験値がもらえなかったり、生存者が早々に諦めて死んでしまったり、あっさり見捨てたり、切断を受けるとせっかくのお楽しみはなくなってしまう。最凶であっても最強ではない所以はそこにある。

 ただ、メメント・モリが発動可能なパーク、というとても魅力的なロマンはあるので、トーテムの攻防に自信があるキラーは是非ともロマンを追い求めていただきたい。


アドオン

 触媒の触媒が多い。レアリティが上がるにつれて触媒の質は上がり、最終的に人の肉体「だったもの」やまだ人間だったころの自分に名残のあるモノが触媒と化す。触媒とするモノの名前に、なんとなくもの悲しさを覚えさせられる。

 効果はトラップの発動範囲の強化やテレポートの範囲強化、罠を踏んだ人や罠の周囲に立った生存者にデバフをかけるという効果を持つ。URにもなれば罠が発動しだいどこにいようとテレポートできるというゼロシフトが行える。「おまじない」とは…


長所

 罠を数はれる事、更にその罠が一定範囲内で発動すればテレポートで相手を始末しに行ける事。発動した時点で相当近い所に生存者がいるため、下手なNURSEのブリングよりも正確にかつ密接な位置取りで近づくことが出来る点はかなりの強み。テレポートができなくてもおおよその位置を予測できるのだから索敵で困ることは全くない。そして罠の用とも様々で、発電機近くに張って修理阻害、フック下に張ってフック破壊や救助の妨害、隠れられそうな強ポジに張って相手の油断を狙うと様々な事ができる。とにかく相当ワケの分からないところに罠をかけるようなまねでもしない限りは、HAG相手に罠を潜り抜けて脱出というのは絶対に出来ない。そして罠の発動演出も大声でHAGがボンと飛び出すというオッカナビックリ演出である事から生存者側の心臓も痛めつけられる。視点もHAGの方面に強制移動されるため、相手の誤操作を誘う事もできる。生存者とキラー側での罠を通した駆け引きが楽しいキラーである。罠張り~テレポートが出来るという点でも、Hexタイプのパークとの相性もいい。


短所

 恐ろしいことに群を抜いてチェイス性能が低い。あんなミイラみたいな体格で体力あるかと聞かれると首をかしげるかもしれないが、それをふまえてもチェイス能力が弱い。相手を罠にはめ、うまれた隙を付くという奇襲型という位置づけのため、突発的に出てくる攻撃のチャンスにいち早く反応し、確実に捕える、その一瞬の判断力と反射神経を問われる。チャンスを失った時点で獲物は早々に諦めないと泥試合になる。奇襲型キラーにはSHAPEやWRAITH等がいるが彼らが気付かれない状態から相手を攻撃する闇討ち型とすれば、HAGは罠にかかった相手の一瞬の隙を突いて傷をつける強襲型となっている。

 かといって罠の用途は長所にもある様に多岐にわたる上に罠自体の拘束力はTRAPPERのソレに大きく劣る。TRAPPERよりも好きに罠を設置できる反面、その拘束力の低さ、数がある分どこにどう仕掛けるかを吟味しなくてはいけないのに、その時間は全く無いことは理解しておかないと、設置段階で修理が完了してハラペコのまま戦いが終わる哀しい結末に。きちんと罠を張って確実に相手を追い詰め、HAGとエンティティにお腹いっぱい生存者を食べさせてあげよう


関連タグ

DeadbyDaylight DbD デッドバイデイライト 食人 カニバリズム ミイラ 餓鬼

THETRAPPER THEWRAITH THEHILLBILLY THENURSE THESHAPE

THEDOCTOR THEHUNTRESS


THECANNIBAL 人食いの先輩

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