概要
所属 | フリーダム団? |
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ゾイド | スコーピア |
CV:小松未可子
スコーピアを相棒ゾイドにし、昆虫の頭部のようなゴーグルを付けたゾイドのペインティングとカスタマイズに整備が得意なフリーダム団のメンバーで紅一点であり、(創始者であるアラシを省いて)最初の加入者でもある。
スコーピアと共に賞金を稼ぎながら旅する途中でアラシと出会い、フリーダム団に入る。しかし、当初は「やることがある」ということでチーム加入後も単独行動を取っていた。(当のアラシは一度は戸惑ったが、普段はばらばらに行動しているシュプリーム団を見ていた事もあってか合流を強制させはしなかった)
しかし、その後も自身が困惑するほどのレベルで頻繁にアラシ達と再会しており、カンゴクでの一件の後はアラシの事をほっとけないとして同行するようになる。
気丈ながらも優しさも併せ持った性格(いわゆるツンデレ)。アラシのことは小馬鹿にしているが、彼の揺るがぬマイペースぶりに振り回されてもいる。何かと後先考えず無謀な行動を取りがちなアラシのブレーキ役をオニギリと共に担う事が多い。
お宝が大好きらしく、見つけたお宝を時折売って、旅の資金とする一方、町中にゾイドを連れ込まない等の常識的な面も持ち合わせている。
また、アラシの団名『のびのび団』の理由である「自由」を別の言葉に言い換え、『フリーダム団』誕生のきっかけとなり、エンブレムのデザインを担当し、その際アラシの相棒・ワイルドライガーに同エンブレムのペイントを施した。
当初はワイルドブラストについて認知しておらず、アラシとライガーのそれを初めて見た際には、デスブラストと勘違いしていた。
15話のラストでアラシとオニギリに隠れて誰かとやりとりをしており、その目的がアラシの監視と判明する。
過去と正体
彼女は故郷で身寄りのない子供達と共に暮らしており、いつかは「ゾイドのカスタム工場を開き、そこで子供達と暮らす」という夢を持っていた。
しかし、そんなある日デスメタル帝国が襲来。スコーピアと共に奮戦するも、そこに現れたフォアグラに脅され、帝国直属の賞金稼ぎとなる。
「100人の賞金首を捕まえれば大金をやる」と言いくるめられ、言われるがままに働いてきた彼女はある日、上記の通りアラシと出会う。最初は純粋な気持ちで接していたが、後日彼が賞金首になったことを知らされ彼を尾行。そして現在に至る。
16話にて遂に本性を表しアラシ達を攻撃。「私はもう戻れない」と言って彼らの言葉にも耳を貸さなかったが、自分が「夢が叶いそうなのに泣きそうな顔」をしていると指摘され、ワイルドブラストで敗北。それでも執念深く立ち上がるが、見かねたアラシに「俺たちをフォアグラのところにまで連れてけ」と指示される。
しかし、既に情のわいた仲間を巻き込めず、彼らを毒で眠らせると単身フォアグラの元へ向かった。
余談
公式サイトで謎が多い面がある人物と明言され(参照)、16話でアラシと衝突する事になる。
またゾイドアニメの主役サイドの人物としては初めて節足動物モチーフの戦闘用ゾイドを愛機にする。
メインヒロイン扱いで紹介されてはいるものの、初登場が第4話のラスト(しかも台詞なし)で、本格登場は第5話と放送開始から一か月もかかり、その後も毎回は登場しないというヒロインらしからぬ扱いが14話になるまで続いていた。さらに16話で自身がデスメタル所属の賞金稼ぎということを明かしている。
本格登場回のサブタイトルには「サソリゾイドの女」と明らかにあの歌を彷彿とさせるフレーズが入っていた。
関連タグ
イオリ・セイ:中の人繋がり。手先が器用な点も共通する。