マックス(SSSS.GRIDMAN)
まっくす
「響裕太、これからも共に戦おう」
CV:小西克幸
人物像
顔の下半分を覆う金属製のマスクを付けた黒服の巨漢。
…が、ゴツいマスクとそれ越しでもわかる厳つい形相も相まって、サムライ・キャリバーに勝るとも劣らない剣呑な見た目をしている(OPでも二人一緒に括られたカットがあり、一見とてもヒーローサイドには見えない)。
マスクを外すようなことは現在していないが、第4話ではマスクをつけたままトーストを食べるシーンがあるが、どういった仕組みなのかは不明。
だがそんな恐ろしげな見た目に反して一人称は「私」で、性格も常に冷静で落ち着き払ったものであるなど、曲者揃いの新世紀中学生達の中でも(今のところは)一番まともだったりする。
彼もまたサムライ・キャリバーと同じくアシストウェポンの人間態で、グリッドマンを支援するため、ボラー、ヴィットと共に宝多家に赴いた。
戦闘においては状況次第ではあるものの「私が行こう」と率先してグリッドマンの援護を行う。
どうやら4人の中で一番強いらしい。
バトルトラクトマックス
「アクセスコード、バトルトラクトマックス!」
後部に2門の大口径砲「タンカーキャノン」を備えた自走砲。
原典における「ゴッドタンク」に当たると思われるが、車高が低めの履帯式戦車だったゴッドタンクと違ってこちらは装輪式のトレーラー風の装甲車両型をしている。
戦闘時にはタンカーキャノンによる火力支援の他にグリッドマン自身と合体してマックスグリッドマンへと強化させる。
余談
スーツに付いている飾りや厳ついマスクなどのデザインが、実写TFシリーズに登場したダイノボットの内の一体、グリムロックの、それぞれ胸の模様とマスクの形状に酷似しており、元ネタと思われる。OPでは劇中にてグリムロックが使用した腕の鉄球に酷似した武器を所持しているのも確認できる。
但し性格の方は上記の通り、融通が利かない暴れ者のグリムロックとは正反対。言うなれば過去に小西氏が演じたスーパーリンクのグランドコンボイにとても近い。
本作のアシストウェポンの人間態の名前はほぼ海外版グリッドマンにおけるそれぞれの名称から来ているとされるが、彼のみ全く新しい名前が設定されており、海外版ゴッドタンクの名称である「トラクト」は兵器形態の方に付けられている。また兵器形態時の形状は昭和時代の円谷作品に登場する地上メカを彷彿させる(何が近いかと言われれば第一作目のボーンフリー号か)。
また小西氏は円谷作品ならビースト・ザ・ワンとギルバリス、他の特撮作品ならヒーローのゴセイナイトを演じた事があり、特に後者は性格が冷静で大型地上メカに変身するなど共通点がある。