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スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド

すーぱーひゅーまんさむらいさいばーすくわっど

『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』(Superhuman Samurai Syber Squad, SSSS)とは、日本の特撮作品『電光超人グリッドマン』をアメリカ向けにリメイクした作品。
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概要編集

Superhuman Samurai Syber Squadはサバン・エンターテイメントのパワーレンジャーシリーズのヒットを受け、その影響で制作された特撮作品。略称はSSSS。日本未放映。


初期タイトルはパワーボーイだったが、パワーレンジャーとの混同を避けるために上記のタイトルとなった。また、パワーレンジャーとは違い戦闘シーンの新規撮影は行われず、日本のものが流用された。


基本的な流れは原作である日本版の電光超人グリッドマンと同じだが、いくつか相違点がある。


特徴編集

今作はグリッドマンの玩具をアメリカで展開するにあたって製作された作品であり、コンピューターに詳しい少年少女のチームがコンピューターしか友達がいない孤独な少年が送り込んだ怪獣とコンピュータの中にあるデジタル・ワールドで戦うというグリッドマン本編を踏襲したスーパーヒーロー番組となっている。

しかし原作が全39話あるのに対し今作は全53話あり、戦闘場面の新規撮影をしなかった(グリッドマン怪獣の項目にも書かれているが、スーツはほぼ全て改造してしまい現存しないためと思われる)ため、毎回同じ怪獣が出て毎回同じ方法で倒される繰り返しになってしまった。一応いくつかの原作エピソードの統合が行われるなど工夫は見られたが、パワーレンジャーよりもさらに低い予算でつくられた為にはっきり言えば全体的にチープな出来である。

最終回も非常に緊張感のないもので、知らない人が見たら「え?これが最終回?」と思うかもしれない。

また規制の関係で怪獣の部位破壊シーンは流用されていない。


あらすじ編集

軍によって生み出された人工知能キロカーンは、人間の少年マルコム・フリンクが制作したメガウィルスモンスターを使ってデジタル・ワールドの支配を企む。

とある出来事をきっかけにデジタル・ワールドに入ることが出来るようになったアマチュアロックバンド「チームサムライ」のメンバーたちはそれを阻止するために戦う事となった。


登場人物編集

サム・コリンズ

本編の主人公。原作の翔直人に当たる人物。

バンドでの担当はギターで、サーボ(グリッドマン)に変身してメガウィルスモンスターと戦う。

変身ワードは「レッツ・サムライズ・ガイズ!」

なお原作では直人とグリッドマンが合体する方式だが、今作ではサーボに直接変身する。


タンカー

運動が得意なドラム担当。原作の馬場一平に当たる人物。

「レッツ・キック・サム・ギガブット!」の掛け声でコンピューターワールドの中に入る。


シドニー・フォレスター

シドの愛称を持つボーカルとキーボード担当。原作の井上ゆかに当たる人物。

「パンプアップ・ザ・パワー!」の掛け声でコンピューターワールドの中に入る。


アンプ・エル

ひょうきんな性格のベース担当。コンピューターワールドの中に入る台詞は毎回違う。

後にカニ星雲からきた宇宙人だったことが発覚し(事前にいくつかの伏線は見られた)、怪我の治療の為ラッキーに後を託し母星に帰還した。


ラッキー・ロンドン

第40話から登場したメンバー。アンプの降板と入れ替わりで登場した。

サーフィンが得意で、「サーフズ・アップ」の掛け声でコンピューターワールドの中に入る。


マルコム・フリンク

サムの同級生で、サムのガールフレンドのジェンに思いを寄せている。原作の藤堂武史に当たる人物。

キロカーンと共にメガウィルスモンスターを制作する。


キロカーン

原作のカーンデジファーに当たるキャラクターだが、アメリカ軍が作った人工知能プログラムという設定。


ジェニファー・ドイル=サム

サムのガールフレンドで、学校のチアリーダー


チャチャ・リンバ・スターキー

バイクが趣味の食堂のおばちゃん。

一度だけドラゴを操縦した。


プラチェート校長

厳格な性格の校長先生。


ヨランダ・プラチェート

プラチェートの娘で生徒会長


エリザベス・コリンズ

サムの妹で愛称はリズ。声だけ登場。


メカ編集

デジタル・コミュニケーター(アクセプター)

サムがサーボに変身する際に使用するブレスレット。これのボタンを押すかギターを演奏することでサーボに変身する。


サムライシールド(バリヤーシールド)

サーボが使う


ダイオードダガー(プラズマブレード)

サムライシールドから取り出される

合体させて長剣(グリッドマンソード)や(サンダーアックス)にすることも可能。


ヘルパープログラム編集

サーボをサポートするために作られたプログラム。原作のアシストウェポンに当たる。

原作とは違い、サム以外のメンバーが内部のコックピットで操縦する。


ボラー(ツインドリラー)

ドリルタンク。パイロットはシドニー。


トラクト(ゴッドタンク)

戦車。パイロットはタンカー。


ヴィッター(サンダージェット)

戦闘機。パイロットはアンプで、アンプの降板後はラッキーが搭乗。


ゼノン(ゴッドゼノン)

ボラー、トラクト、ヴィッターが合体したロボット。


シンクロ(サンダーグリッドマン)

サーボとゼノンが合体した形態。


ジャンプ(ダイナファイター)

バズーカ(ドラゴニックキャノン)に変形する戦闘機。パイロットはシドニー。


トーブ(キングジェット)

大型戦闘機。パイロットはタンカー。


ドラゴ(ダイナドラゴン)

ジャンプとトーブが合体したドラゴン型のロボット。

変形してドラゴジェット(ドラゴンフォートレス)になる事も可能。


フォルモ(キンググリッドマン)

サーボとドラゴが合体した姿。


怪獣編集

メガウィルスモンスターという呼び名で呼ばれる。

原作同様マルコムが制作し、キロカーンの悪のエネルギーで実体化するが、呼び名が変わっていたり登場する順番が違ったりしている(第1話の敵がギラルスではなくボルカドン等)。

名称が変わっている編集

カットホブ(ボルカドン)

トリマブロー(ジェネレドン

ブリンク(亜武丸

スクェル・ヴィールス(チドゲラー

ナイトメア・ヴィールス(ダズルバ

スコーン(シノビラー、カンフーシノビラー)

プレックトン(フレムラー、メカフレムラー)

シーボー(バモラ

ホック(バギラ

トロイド(ステルガン

コルド(アイガンガー

クロン(メカギラルス)

グラーム(ブリザラー

ソーン・ヴィールス(プランドン

スモッグ・ヴィールス(スカボーン

クロニック(ネオメタラス)

ロックン・ロール・ヴィールス(ゴロマキング

マヌフ(ニセアノシラス)

シドニー・ヴィールス(テレボーズ

ライドン(メカステルガン)

ホッキネイター(メカバギラ)

ホックウィルス対策ソフト(アノシラス

スチューピッド・ヴィールス(デビルフェイザー


名称が不明なもの編集

ギュルンバ

マグネガウス

ジュバゴン

メカバモラ

メカジェネレドン

ボランガ

ギラルス


余談編集

サイバーの綴りは通常「Cyber」だが、本作の場合は「Syber」を使用している。

そのため略称は「SSSS(Superhuman Samurai Syber Squad)」となっている。


関連タグ編集

電光超人グリッドマン 海外ドラマ

SSSS.GRIDMAN - SSSSの由来の元ネタ?


パワーレンジャー

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