奴良鯉伴とは、「ぬらりひょんの孫」の登場人物である。アニメ版の声優は藤原啓治。
概要
奴良組2代目総大将。ぬらりひょんと珱姫の息子、つまり妖怪と人間のハーフ(半妖)。主人公・奴良リクオの父親。
遊び人的な気質の持ち主であり、江戸の町を愛する男。髪型はぬらりひょんやリクオ(夜)に似ているのだが、黒髪なので若干雰囲気が異なる。また、理由は不明だが片目を閉じて描かれていることが多い。
江戸時代中期に黒田坊や首無らを仲間に加え、彼らと共に奴良組の全盛期を作り上げる。百鬼夜行の業「鬼纏」を開発したのも鯉伴である。主に山ン本五郎左衛門率いる百物語組と戦った。時期は不明だが鬼童丸と戦ったこともある。
江戸時代では山吹乙女という妖怪の女性を妻としていたが、羽衣狐の呪いの影響から悲恋となり、離縁している。現代では若菜という人間の女性と結婚し、リクオをもうける。
羽衣狐と百物語組の手で暗殺されており、物語本編では既に死亡している。回想や過去編のみ登場するキャラクター。
武器・能力
ぬらりひょんやリクオと同じ能力を行使できたと思われる。
鯉伴の使用している刀が「祢々切丸」かどうかは現時点では不明。
「明鏡止水"桜" 」
敵に妖銘酒を浴びせかけ、着火して焼き尽くす術。名前こそ似ているが、後述の明鏡止水との共通点は全くない。
「 明鏡止水 」
ぬらりひょんの畏。相手に認識されなくなるステルス能力。
「 鏡花水月 」
ぬらりひょんの畏。認識をずらして発生した幻影で敵を惑わす能力。攻撃を避けたり、隙を突いて攻撃を行う。
「 鬼纏 」
信頼関係を築いた仲間妖怪の畏を借りることで強力な効果を得る「百鬼夜行の業」。詳細は鬼纏を参照。
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