イヌアラシ
いぬあらし
概要
ゾウの獣人民族・ミンク族を治めるモコモ公国の王。イヌのミンク。
公爵と呼ばれるが正式な国王であり、同国首都のクラウ都で暮らすミンクたちを統率する。
ネコマムシ同様に非常に大柄で、メイン画像を見ればわかる通り座高だけで長身な錦えもんの上背を上回る。
部下に、モコモ王国の守護を務める戦力としてシシリアン達率いる銃士隊やネコマムシとの間を取り持つ「王の鳥」の役職についているワンダがいる。
人物
いきなり国を荒らしにやってきたジャックに対しても話し合いで対処しようとするなど懐の深い人物。ワンダ達国民からの信頼も厚い。
犬のミンクなので骨には目が無く、ブルックに対して「なんてうまそうな客人だ」と漏らしていた。
光月おでんを思い出すときには涙を流す。
戦闘力
部下の銃士たち同様、ミンク族のエレクトロと腰のサーベルで戦う剣士。
カイドウの部下であるジャックと渡り合える実力者で、ネコマムシと同等の戦闘力を持つ。作中ではマンモスの巨大な鼻を振り回したジャックの攻撃を片手で受け止めた。
来歴
かつてネコマムシとは大親友の仲だった。
若い頃はネコマムシと共に光月おでんの付き人として彼に付き添い、白ひげ海賊団の船に乗ったり、おでんをスカウトしたゴール・D・ロジャーに従ってロジャーの船に乗ったこともあり、現四皇シャンクスとは知り合いだった。ただし、光月おでんとは違い彼ら二人はラフテルには行ったことはなかった。
その後、とあることが原因で数十年(?)ほど前、瀕死の状態でゾウに戻ってきた後、光月おでんを守れなかったことが原因なのかネコマムシと絶交。
喧嘩しても実力は伯仲し、いがみ合いすぎて顔も合わせたくなくなった二人は生活時間を分割するようになり、公爵とその部下達は太陽の出ている朝6時~夕方18時の日中のみ活動するようになった。
ジャック達百獣海賊団の襲撃時は彼らに破壊をやめるよう求めるが、応じない彼らに見切りをつけ、銃士隊を率いて応戦した。
ネコマムシ達侠客団との交代による5日間の戦いで百獣海賊団相手に善戦していたが、しびれをきらしたジャックが毒ガス兵器を使用し、戦闘不能となって敗れる。
ジャックの拷問により左足を切り落とされ磔にされていた所を、サンジ達によって救出され治療を受け、意識を取り戻した。
その後ルフィ達を「くじらの森」に案内し、ロード歴史の本文とラフテルの真実をルフィ達に語った。ネコマムシとは互いに休戦協定を結ぶも、いつの間にか仲直りして以前のように仲良しになる。