概要
前作である地上最強編の登場人物半数以上が継続で登場する一方で、新キャラや思わぬ作品からの客演なども特徴となっている。
今作の頑駄無軍団は天下統一編までの軍団ではなく、闇軍団と戦う為に結成された軍団と言う扱いになった。
更には『心・技・体』のパラメーターが実装されたり、今までのBB戦士とは違ってアクションが取れるような関節が追加されたのも特徴となっている。
ストーリー
地上最強の戦いから1年後、大蛇飛駆塞虫に荒らされた天宮の国は轟天頑駄無の指揮で復興し、平和が戻りつつあった。だがある日、轟天の夢に光の力の化身である結晶鳳凰が現れて天宮に危機が迫っている事を告げ、そして勇気ある若者に授けるようにと三烈神の鎧を轟天に与えた。
轟天は結晶鳳凰の意志に従い、流星頑駄無と月光頑駄無、そして地上最強の戦いで活躍した衛府弓銃壱の3人を集めて三烈神の鎧を与え、伝説の戦いが繰り広げられた聖なる山、悪無覇域夢山へ向かうよう命じた。
そして結晶鳳凰が予期していた危機、新たな悪の組織「新生闇軍団」が出現し天宮征服を開始した。そしてこの戦いは伝説の存在となった「大将軍」を巡る戦いとなっていった。
頑駄無軍団
この時代には頑駄無軍団と呼べるような強固な体制の組織は存在しないが便宜上頑駄無軍団に相当する光の軍団をここにまとめておく。
三烈神
轟天頑駄無が結晶鳳凰から授けられた三つの鎧「三烈神の鎧」に選ばれた三人の武者たち。
波悪民我夢<バーミンガム>自警団
天宮では大将軍が長らく不在で復興に尽力した轟天頑駄無が大将軍と同じくらいの信頼を持っている。
自警団の編成は剣で戦う瞬刃隊、槍で戦う輝槍隊、弓矢を使う乱弓隊、砲撃専門の迫砲隊の4つの部隊が存在しているなどかつての頑駄無軍団のようなものである。尚、隊員の中にはかつての闇軍団みたいな戦士も属している事から旧頑駄無軍団のメンバーの末裔だけでなく旧闇軍団メンバーの末裔も参加していると思われる。
戦いの後に新生大将軍の統治に伴い新設された頑駄無軍団の前身となり、部隊の編成はそのままになったようだ。
尚、波悪民我夢の街は以前から天宮の国の政治と経済の中心地であり、新生大将軍の治世になった以後も首都として機能していく事となる。
姫天頑駄無<ヒテンガンダム>
轟天頑駄無の娘。誰にも手が付けられないほどにお転婆でわがままな性格だが掃除の腕は天下一。
戦いには参加しなかったが後に新生大将軍と結婚し二人の子供を産んだ。
モチーフはワイツミラージュと言うものらしい。
慶明璽武<ケイミョウジム>
波悪民我夢自警団の団長で轟天の旧友でもある。大胆な奇策で敵を翻弄する軍師でもある。
モチーフはジムカスタム
霞射鋭<カスミイルス>
地上最強の戦いで死亡した猛者射鋭の妹。今では自警団に所属するくノ一である。
得意技は霞隠れの術。
モチーフはダギ・イルス(おそらくは鹵獲Ver)
璽武参<ジムスリー>
全ての部隊に配属されている一般兵でかつての頑駄無軍団戦闘員だった璽武一族の流れを組む。どんな武器も使いこなせる器用さを持っており各部隊によって装備が異なる。
モチーフはジムⅢ
暴呂<ボロ>
自警団の下級兵士達でかつての頑駄無軍団の暴留のような奴。
戦力にならないが数合わせの兵として敵を威嚇する。
鵬猟角<ホウリョウカク>
瞬刃隊の若頭(隊長)。部下を率いて剣術を頼りに自ら切り込む豪胆な性格で血の気が多い。
右肩の大砲は威嚇用で刀でけりを付ける。
モチーフはハーディガン
閃叉鉤<センザク>
瞬刃隊の一般兵。姿からしてかつての殺駆一族の末裔と思われる。
多数存在する戦闘員で剣術も得意で集団戦法で敵と戦う。
モチーフはザクⅡF2型
竜尖角<リュウセンカク>
輝槍隊若頭。槍術を得意としており緻密にして正確な戦法を操る。瞬刃隊が撹乱した敵を確実に倒していく。
敵全体を見通す能力は自警団一番であり、冷静な戦法で援護攻撃を行う。
モチーフはZプラス
蜂雅・義羅<ホウガ・ギラ>
輝槍隊の一般兵。やはり多数いる戦闘員的存在。密集隊形から無数の槍を繰り出して敵を制圧する集団戦が得意。それはまるで蜂の大群のようであり新生闇軍団も手こずるほど。
モチーフはギラ・ドーガ
飛旋角<ヒセンカク>
乱弓隊若頭。敵後方への牽制攻撃を担当する。地味ではあるが、弓の腕前は百発百中とかなりのもの。ただし弓兵ゆえに白兵戦は苦手。
モチーフはスタークジェガン
矢鋭・麿璃音<シェイ・マリーネ>
乱弓隊の兵士で多数いる。多数の仲間が規則正しいリズムで矢を放ち、その波状攻撃で敵を倒す。
モチーフはゲルググM
號雷角<ゴウライカク>
迫砲隊の若頭。砲撃担当で両肩から繰り出す砲術の攻撃力は自警団随一を誇るが足が遅いのが弱点。
鵬猟角に並ぶほどの豪放な性格にして血の気の多い人物である。
モチーフはGキャノン・マグナ
頑砲弐<ガンキャノンツー>
迫砲隊に属する兵士で同じ姿が多数いる。数と火力を活かした集中砲火が得意で敵の早期警戒や敗走する敵への牽制などを行う。
殺駆雲斎<ザクウンサイ>
どこかの山奥に住んでいると言う伝説の忍者仙人。数多くの忍者を輩出しており烈破頑駄無と百式、うっかりざくれろの師匠でもある。かつての頑駄無軍団の忍者百鬼丸の師匠でもあり武者七人衆編から生きているのか同じ名前の人なのか、全くもって不明である。
匠殺駆<ショウザク>
頑固者の刀鍛冶。頑固一徹の職人気質だが、轟天頑駄無にだけは頭が上がらない。彼の刀である轟雷剣も風雷の神器も彼が作ったものである。
仲間の武者
烈光たち三烈神の旅の最中の道中で出会った仲間達で以前の仲間だったり、かつて共に戦った異国から来た同志だったり、異世界のガンダムだったりと数奇な運命で出会った。
雷刃頑駄無<ライジンガンダム>
烈光こと武者衛府弓銃壱の仲間であった武者激闘頑駄無が影舞乱夢<エイブラム>での修行でパワーアップした姿。友の危機に際して帰国してきた。
匠殺駆秘蔵の雷刃の神器を譲り受けており、鎧の力で動物の声を聴いたり、雷を呼び寄せたりする。
モチーフはヘビーガンダム
風刃頑駄無<フウジンガンダム>
武者衛府弓銃壱の仲間であった武者全武装頑駄無が赤流火隠で修行を終えた後に帰国し匠殺駆秘蔵の風刃の神器を装備してパワーアップした姿。
この神器の力で風を呼んだり短時間だけ水中に潜れたりする能力を持った。
モチーフはフルアーマーガンダム
新生闇軍団
突如として出現した新たなる悪の武者軍団。名前からしてかつての闇軍団の後継組織と思われる。
闇帝王が支配者で魔殺駆が指揮官を務める。
闇帝王が甦らせた死霊武者を中心に、炎を操る炎魔忍軍、冷気を操る氷魔忍軍、妖術使いや妖怪変化からなる妖魔忍軍、飛行能力を持つ空魔忍軍の四部隊から構成され、局地戦に特化している点はかつての旧闇軍団と似ている。またかなり強大な軍事力と兵力を持っている。
闇帝王戦死後も残党が存在して悪事を働く。
闇帝王
破悪民我夢の街の上空を覆う黒雲から出現した。新生闇軍団を率いる悪の支配者。世界征服を目論んでいる。
その出自や目的は全く不明で、一説では異世界から現れたのではないかと言われるなどかつての闇皇帝のような存在。
強力な妖術の持ち主でもあり、武器の凶魔刀は闇の力を吸い上げて強力な技を繰り出し、闇の中にいる限り傷一つ使いない冥皇の甲冑と言う鎧を付けている。
通常形態でも強力なのだが光の世界での活動の際には邪獣闇変化して通常よりも何倍ものパワーを発揮するとてつもなく厄介な相手。
しかし新生大将軍との死闘の末に滅んだ。しかし彼の怨念は後の世に災いをもたらしていく事となりそしてその正体も更に後の時代にてわかるのだった。
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伝説の大将軍:表記揺れ