概要
その名の通り巨大な蟹の姿をしており、海で生活する種の甲羅には溶解液を噴き出すフジツボが付いている。淡水種の場合、甲羅のフジツボはないものの、反面ハサミがより強化されている。
身の丈8m前後、重量5500㎏前後であることが多い。最早怪獣である。
2005年に最も頻繁に出現し、鬼たちを苦しめた。おかげで「響鬼と言えばバケガニ」という印象も強い。
3体連続で出現するのは不吉らしく、アミキリと呼ばれる、空を飛ぶ魔化魍に進化することもある。(過去にもバケガニの出現が続いた後にアミキリが出現したという場合があった)
ディケイド登場の個体(バケガニ変異体)
『響鬼の世界』のもう1体のボスキャラ。岩山に封印されていた。腕を4つ持ち全身が棘で覆われている。
牛鬼だけでは心もとないと感じた鳴滝によって異世界から召喚された王蛇が封印を解き、牛鬼が消滅した直後、鳴滝に操られディケイドの前に立ち塞がる。
最後はディケイドウェイブなどライダーたちの音撃合奏で倒された。
鳴滝の放った「おのれディケイド! このバケガニで始末してくれる!」という台詞は、演者たる奥田達士氏が台本を読んでひっくり返りそうになったらしく、後に『這いよれ!ニャル子さん』で二度にわたってネタにされている。
元ネタ
元々は[寺院に棲みつき、流れの僧侶に禅問答を仕掛けて間違えた者を食い殺すという妖怪だった。
別名「蟹坊主」ともいい、こちらの名前でゲゲゲの鬼太郎にも登場している。