概要
CV:下屋則子
『プリズマ☆イリヤ』第3部『ドライ!!』で登場。
この通称は某後輩を思わせる紫の長髪と某黒騎士を思わせる鎧と能力から付けられた。表記揺れとして「桜ンスロット」や「錯乱スロット」とも書かれる。
アニメ版のエンドクレジットでは「黒い女」となっている。
美遊兄がジュリアン・エインズワースに一太刀浴びせようとしたとき、突如地面の泥の中より現れた謎の人物。
手にした武器を奪取する能力を持ち、美遊兄の干将・莫耶も、美遊がアーチャーのカードを夢幻召喚して放った「王の財宝」の宝具も尽く防ぎきった。
言動は支離滅裂で、明らかに正気を失っている。また、ジュリアンは彼女に命令する際に置換魔術で自分を美遊兄の姿に置き換えており、彼女はエインズワース家に直接従っている訳では無い模様。
以下ネタバレ注意
現時点で明言はされていないが、その正体は既に死亡している間桐桜の人格を置換した人形だと思われる。
エインズワース家は過去にも同様の手口で死者の人格を転写した人形を用いており、その中には桜の兄である間桐慎二やジュリアンの父であるザカシー・エインズワースも含まれている。
先の戦いでは美遊兄を戦闘不能にした後に、暗示を施し回収されており、今後再び戦闘になる可能性は高い。
更なるネタバレ注意
住宅地上空に移動したピトスへと至る道にて、美遊とクロの前に立ちはだかる。
『騎士は徒手にて死せず』と『無窮の武練』で有利に立ち回っているように見えたが、「状況判断に無駄があり、飛んできた武器をわざわざ得物を棄てて掴み取ってしまう」という悪癖を突かれ、クロのナマクラ大量投影による時間稼ぎ&アサシン美遊の妄想毒身(空中散布)により身動きが取れなくなってしまった。
が、これはランスロットの力を封じただけであった。忘れてはいけない、彼女は贋物とはいえ間桐桜-マキリの杯でもあるのだ。
「影」を纏い、Fateファンにはお馴染みとも言える黒桜(但しトランプのクラブにも似た仮面を付けている)の姿となった彼女は『毒』を吸収し活動再開。デミ・サーヴァントであるクロを捕食しようとするが美遊が限定展開した刺し穿つ死棘の槍に胸を貫かれる。
人形には心臓が無かった為か死にはしなかったものの、致死の苦痛にのたうち回りピトスから流れ出た『泥の海』に飛び込み退場した。
だが彼女は贋物とはいえマキリの杯、これで終わりとは考えにくく、やはり再戦の可能性は高い。