カシウスの槍
かしうすのやり
ヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場したキーアイテムの一つ
概要
カシウスの槍とはヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の幕引きに唐突に初登場した新たな『キーアイテム』である。
形状としてはスプーンのような形をしている槍で、渚カヲルが破のラストで月のベタニアベースで完成したエヴァンゲリオンMark.6を用いて衛星軌道上から投擲し『人の域を超え』擬似シン化第1形態へ覚醒しサードインパクトを発動させてしまったEVA初号機を凍結する為に用いられた。(この時槍はコアに直撃している。)
また、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qでは渚カヲルがロンギヌスとカシウスの二本の槍は補完計画のキーとなっており、１３号機とセットで使えば全てを「やり直せる」と発言している。
補足
上記の事から一部では、ロンギヌスの槍と対であり全く逆の性質を持った槍なのでは？と言う考察も出ている。
| ロンギヌスの槍 | 「アンチATフィールド」を司る | 「デストルドー」(死)の象徴 |
|---|---|---|
| カシウスの槍 | 「ATフィールド」を司る | 「リビドー」(生)の象徴 |
名称については、新約聖書に登場する聖ロンギヌスの本名「ガイウス・カッシウス・ロンギヌス」からというのが有力。
そこから考えるとロンギヌスもカシウスも性質こそ真逆だが、本質や根元に当たる要素が同等、もしくは極めて似通った存在である可能性もあり得る。
ただし史実の「ガイウス・カッシウス・ロンギヌス」はローマのカエサル暗殺の首謀者の人物の名前である為、正確には聖ロンギヌスの本名とは全く別の人物なのだが…