概要
CV:依田英助
宇宙の彼方にある暗黒星からやって来た秘宝パコを狙う世界忍者の一人で、第37話にて初登場。2300年前に金剛山の洞窟内にある処刑場にて手足を拘束された状態で封印されていたが、磁雷神復活の際に発生した地殻変動によって復活。自分を封印した忍者の子孫であるジライヤを付け狙う。その一方でパコのエネルギーを利用して地球の富を手に入れ、故郷の暗黒星に帰ろうと企んでいる。
首と体を分離させることができ、頭が破壊されても再生ができる。この他にも相手の脳波を感知して心を読んだり、瞬間移動など様々な超能力を多用。戦闘時には目や手から光線や電撃を放ち、投擲用の棘付き鉄球からは何でも溶かす粘液が分泌される。
第41話で愛刀であるレーザー刀「暗黒剣」を手に入れ、ジライヤと戦ったが敗れた。
宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッドでは
CV:日野聡
犯罪組織「宇宙忍者暗黒団」の首領にして、超巨大犯罪宗教団体「邪教団・幻魔空界」の幹部「幻魔空界十二使徒」の一人。設定が大幅に変更されている為、恐らく前述のデモストとは別人と思われる。その目的は「キュウレンジャーの宇宙を教祖フメインに献上すること」。
劇中での活躍(ネタバレ注意)
手始めに、野望達成の邪魔者であるキュウレンジャーを排除するべくハミィの師匠鶴菊を捕え、「自分は彼女の兄弟弟子である」「命尽きようとしている彼女を助けるために力を貸して欲しい」と言葉巧みに彼女を騙し、(実の所、鶴菊とは何の関係も無い)自身の陣営に加え、兵力増強に必要なネオキュータマを彼女に奪わせた。そして、それらから「天魔転生」でメレ、腑破十臓、バスコ・タ・ジョロキア、エスケイプを蘇らせ、キュウレンジャーに差し向けた。
その後、オウシ座系惑星ダカオにてより多くのネオキュータマを手に入れるべくハミィを引き連れ製造工場を襲撃。この時、キュウレンジャー同士の戦闘が起こったのだが、ショウ・ロンポーに化けてラッキー達を惑星へ誘導したり、鳳ツルギの元へ予告状を出すなど、事態を誘発させるべく裏工作を働いていた。
襲撃後、ハミィに対して本性を現し、宇宙連邦大統領であるツルギの抹殺を命じたのだが、失敗に終わり、更に烏丸舟の機転と怪盗BN団によってツルギの補佐官の一人である鳴瀬キミコに化けていたことを突き止められてしまった(本物は既に殺害されていた)上、鶴菊もBN団によって解放されてしまうと自ら手にかけたメレを省いた全員や戦闘員軍団と共にキュウレンジャーとギャバン、シャイダーを迎え撃つが、激戦の末に敗北し、逮捕された。
彼の敗北と同時に蘇らされた者達も消滅し、元のネオキュータマに戻った。
彼の敗因の一つは蘇らせたもの中に自身の最後に納得をしていたメレを蘇らせてしまったことだろう。一度は術で強制的に従えたが、すぐに効き目が薄れた上に彼女がハミィに発破をかけたことにより、自身の行いに更なる迷いを生じさせ、デモストの思う通りにより一層動かなくなっていた。
関連タグ
シバ・ツカサ:人質を取ってくノ一の少女を無理矢理従えていた者繋がり。