演:岩永洋昭
※岩永洋昭氏は『仮面ライダーオーズ』で初代仮面ライダーバース/伊達明を演じており、
土門廣氏【仮面ライダーZO/シグ】以来となる仮面ライダーとメタルヒーローを両方演じた俳優となった。
人物
「焼結!」
銀河連邦警察に所属する宇宙刑事で、沢村大からシャイダーのコードネームを受け継いだ。
年齢は32歳で、新世代の3人の中では最年長。
性格は一言で言うならば、チャラさが増した伊達さんである。オヤジギャグ好き、その上、タミーという相棒がいながら美人や美少女がいればナンパを繰り返し、多数の電話番号を手に入れているほど女癖が悪く(度が過ぎたために携帯を割られている)、その度にタミーの鉄拳制裁を食らっている…とはいえ、本命はあくまでタミーらしく、作中で中々のラブラブっぷりを見せていた。女性でも悪人であれば毅然とした態度を取るなど一応は分別は付いているらしい。ちなみに手品の類も得意。
ナンパの最中にでも犯人の仕草から目を離さないなど宇宙刑事としてはかなり有能な人物であり、正義感も人一倍強く、『NEXT GENERATION』では破壊兵器ダイダロスを持ち込み、ウトゥルッサ星を間接的に滅ぼした運び屋のピタピタを仇と見なして追っており、ピタピタの正体(惑星間取引条約違反武器を278回を運んでいた凶悪犯キーザ星人バーシ)も調査済みであった。ただし、「ベトベト」だの「ビシャビシャ」だの名前は間違える。
先代シャイダーの相棒で、現在は闇医者となっているアニーとは知り合いで、ピタピタジェルでヒルダ・ゴードンとくっ付けられてダメージがヒルダに移った際には彼女に切除手術を依頼した。もし、くっ付けられたまま焼結するとプラズマブルーエネルギーにより、ヒルダにダメージが行くという事情もあったからである。
ちなみに彼がヒルダを救出したことが後にファインプレーとなった。
総括すると「面白いことは好きだが、悪いことは許せない人物」である(本人談)。
焼結のポーズを作中で思いっきり間違えているが、それも彼の愛嬌(?)なのかもしれない。
各作品での活躍
『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』
初登場作品。台本上では快と性格が逆であった。
宇宙刑事アランが赴任していたビーズ星を快と共に防衛し、地球への赴任が決定していたが、撃の担当となった。
終盤でシャリバンと共に魔空城に突入し、ザン・バルドを撃破した。
『スーパーヒーロー大戦Z』
撃・快とは違い、今作では声のみの出演。
バビロス号はシューティングフォーメーションに変形した。
『宇宙刑事シャイダー Next Generation』
地球で重要指名手配犯の運び屋・不思議獣ピタピタの捜査を行うのだが、
先述の事情で相棒のタミーを捜査から外しており、そのためタミーに振り回されることになってしまう。
戦闘はパワータイプで「シャイダーパワーボム」「シャイダーブレーンバスター」といったプロレス技も使用する。仮面ライダーバースと演者が同じだからだろうか。
スペーススクワッドのメンバーとして十文字撃と共に宇宙忍デモストを追跡する中でキュウレンジャーの宇宙に来訪デモストを追う中でデモストの策でキュウレンジャーが仲違いを起こしたことを知ると、撃と一緒に崩壊寸前のキュウレンジャーの仲介に入りキュウレンジャーのメンバーであり宇宙大統領である鳳ツルギに先輩ヒーローとしてアドバイスその後怪盗BN団の2人にツルギの補佐官とナーガから同じ匂いをしたことに違和感を抱いた事でツルギの補佐官成瀬の身辺調査を依頼。その後再集結したキュウレンジャーの面々やギャバンと共にデモストと対決。戦闘後デモストを元の次元に連行した。