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アンサイクロペディアの編集履歴

2019-04-07 20:58:06 バージョン

アンサイクロペディア

あんさいくろぺでぃあ

「アンサイクロペディアのやつ、いたずらばかりしおって! けしからん!」 〜 アンサイクロペディアについて、磯野波平

概要

wikipediaのパロディサイトで、サイトデザインもwikipediaに酷似させてある。

名前の由来は、「否定」を意味するunと「百科事典」を意味するencyclopediaの合成。日本語版での名称は当初の頃、百科事典をもじった「バ科辞典」となっていたが、後に嘘八百をもじった「八百科事典」となっている。

ウィキペディア同様に世界各国言語版が用意されているが、同じ記事でも文化によって異なるネタを使うため(もしくは外国語を理解出来ないため)、翻訳された記事が作成されることは滅多にない。


トップページで「自由気ままな百科事典です。」と高らかに宣言しているが、その後に続く「基本方針に賛同していただけるなら」を見逃していると痛い目に遭う。もちろん基本方針に不自由極まりない条項が用意してあるのはご想像のとおりである。むしろwikipediaよりもその方針は厳しく、極まった事例としてはwikipediaで歓迎されない編集者に対してアンサイクロペディアで修行することを勧めたケースもある。 また一部管理者が過敏に反応しすぎる事で、アカウント作成直後にLTA嫌疑がかかるなど新参ユーザーにとってはWikipediaよりも苦労する環境である。


最大の特徴は百科事典の体を成していながら、嘘八百の名の通り事実無根の記述が歓迎される点であり、wikipediaはもちろんニコニコ大百科やpixiv百科辞典においても嘘の記述を書き込むことは望ましくない中、アンサイクロペディアにおいては大半のページが嘘で埋め尽くされている。

嘘の記述をするという特性上、書かれていることが嘘であると理解できる知識を読み手に必要とするケースが多く、マイナーな作品に関しての記事などは知らない人にとっては何が面白いのか分からないような内容が書かれている場合が多い。そのような体質から本来百科辞典にあるべき説明義務を一切果たしておらず、それを利用して「あああああ」のように一般的な事典とは別種のベクトルで書かれた記事や、「落書き」のように記事自体が落書きだらけになっているといった、記述方法そのもので記事を説明する自己言及的なページなども書かれている。


ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの記事が注目されて以降、「どう見ても嘘にしか聞こえない事実」を記事にする事も盛んになり、「要出典」や「著作権」などといった嘘というよりも皮肉に近い内容の記事も盛んに書かれるようになった。

wikipediaが事実よりも検証性を優先するために書けない事実を、アンサイクロペディアではユーモアたっぷりに掲載していることもある。ユーモアの方向性として風刺というテーマが存在するため、これを交えることによって一種の曲解でもって説得力のある「ある種の事実」を書いたラムザ・ベオルブ該当記事)のような秀逸なページもある。

さらにちょっと昔には、英語版のように「有名人の語録を改変して書けば面白い」と勘違いしたことから、どんな記事にも変な語録が大量につけられていたために、アンサイクロペディアと言えば「~について、磯野波平」等と言う印象が強かったが、最近は殆ど消されている。

今も昔も編集に当たる者にはナルコレプシー患者が多い。そして、極稀にネタとdisの区別がついてない文を投稿する人もいる。


またこれとは異なる問題として、常にサーバーが重いという問題点がある。

2015年辺りの日本語版アンサイクロペディアでは特に記事を編集するためのサーバーがダウンしやすくなり、「記事の閲覧は出来るが編集は一切できない」という状況が続いていた。2018年夏には「閲覧/編集は可能だが、新規投稿が出来ない」というトラブルが巻き起こった。

現在でもこれは変わっておらず、度々「全員アクセス禁止」と呼ばれる状態に陥る。


pixivでは、アンサイクロペディアの記事を元にした画像がごく希に存在するぐらい。 逆にアンサイクロペディアでは、ニコニコ大百科と同じくピクシブ百科事典を参照する為のテンプレートが存在し、二次元系記事には大抵それが使われている。


アンサイクロペディアもお手上げの項目

第2次世界大戦関連

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル:「事実があまりに信じがたいので、嘘を書く事はできない」という体裁の下、「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」として書かれているが実はけっこう嘘が書かれていることは秘密だ。

シモ・ヘイヘ:ルーデルと同じく「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」ポジションなのだが、嘘も混じっていますよね?

舩坂弘:上記2名と同様に嘘をつかせなかった枠に該当する。「大本営認可」と書かれている一方で、嘘が混ざっている可能性は否定できない。


その他カテゴリー

  • 秘密戦隊ゴレンジャー:「ゴレンジャーハリケーン」の部分に、「わざわざアンサイクロペディアンが頭をひねって面白おかしく書こうとしなくても、本物の方がすでに馬鹿馬鹿しいので、ここではあえて説明しない」とマジで書かれてしまう。
  • 実写版デビルマン:作品そのものが馬鹿馬鹿しすぎて下手な嘘よりも事実を書いた方がネタ記事になる有様。
  • パワポケ:書かれている事に事実が多すぎて「頭の固いウィキに書くべきです」とまで書かれてしまったゲーム作品。アンサイクロペディアって、確か……(ry
  • 稀勢の里:ネタと事実が混ざった事で、記事内容が若干カオスなので仮に閲覧する場合はご注意願いたい。若干ネタの比重が多いのかもしれないが……。
  • アルビレックス新潟:選手もサポーターも「今年も目標はJ1残留です!」と語る弱小チームながら、アンサイクロペディアにおいては「公式サイトにも記述がないような些事まで延々と取り上げた超大規模記事群」となっている。しかもこれをほぼ一人で書き上げているのだから凄まじい。
  • 栄村大震災:厳密にはお手上げというより、未曾有の被害が起こったのにも関わらず、ロクな対応をせず放置した人でなしどもへの憤りを感じたアンサイクロペディアンが事実をまとめ上げたのが近いか。栄村とその一帯でどれだけの被害を被ったのか、そしてそれに対する人でなしの非道な仕打ちかが詳細にわかるので、記事は長いが一度見てみることを推奨する。ただし、この記事が内外に(色々な意味で)波紋を呼んだことを切っ掛けに「一切ユーモアのない、偏向思想の長文記事」が一時流行してしまったという面もある。挙句削除議論になると「ユーモアは無いが、資料として必要な記事」「被災者を切り捨てるな」「ちょうどいいタイミングで台風が来た、誰のせいだろうね」などと言い出す人もいたらしい。
  • マギアレコード:ネタ性の薄いヘイト記事と化してしまっている。

関連タグ

ウィキペディア 民明書房 156

ネタ

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