「よく出来てるじゃないか。ただ、もう少し短くまとまらんかね？」
概要
同人サークル『07thExpansion』制作のサウンドノベル。
2018年11月に制作開始が発表され、2019年夏に公開予定と明言された。
原案・監修・イラストを竜騎士07が担当し、イラストの塗りはれもたろ、演出はナカオボウシが勤めている。
同サークルの過去作『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』に続くなく頃にシリーズ第三弾であり、本シリーズの伝統である『サブタイトルの「When They Cry(正確にはWHEN THEY CRYS)」』もしっかりと含んでいる。
また推理・謎解き要素にはテコ入れが行われており、謎解きを行わずとも物語の奥底へ踏み込める手順が用意されている模様。
「推理や考察を楽しめる箇所は散りばめてありますが、それを考察しなければ話に置いて行かれるというような感じではありません。」(竜騎士07twitterアカウントより)
ただし、なく頃にシリーズはパロディ・小ネタを除いて世界観を共有していないという共通点が有る為、過去作の要素が引き継がれているかどうかは不明である。
第三次世界大戦後、科学技術によってかつて以上に復興を果たした未来の地球にて、超軍事技術により大空を飛び交う能力を身に着けた少年少女達と、彼らが織りなす交流の中で立ち込め始める新たなる戦いへの軌跡を描く。
公開された動画においては、『閣下』なる人物がセレモニーを開き、特殊な武装を身に付けた少女(?)が宙へ身を投じる姿が描かれている。
タイトルのキコニアはラテン語で『コウノトリ』を意味する他、「キコニア・キコニア」と連続させると『赤いコウノトリ』となる。
ちなみになかない事でも知られている。
ガントレット
未来を生きる人類が生み出した超軍事技術。
籠手のような形をしており、片腕に装備して起動する事により戦闘モード『ガントレットナイト』へと変身出来『戦闘機の如き飛行力』『軍艦の如き攻撃力』『戦車の如き防御力』という、正に無敵と言っていい超人的な力を得られる。
これにより既存の兵器が無用の長物となった為、世界各国はガントレットナイトの育成に力を入れ、彼らの人数が軍事力となる人材の時代を迎えていた。
当然ながら扱いには訓練と才能が必要であり、適正者は全世界で僅か15万人、ガントレットナイトに成れる者は更に限られるものの、世界中の少年少女らにはヒーローになれる力として憧れの的になっている。
物語は世界のガントレットナイトが一同に会し、「二度と戦争を繰り返さない」という誓いの下にセレモニーで技を競い合うが……？
登場人物
※動画内にて公開された人物のみを記述します。
御岳都雄(みたけ・みゃお)
(恐らく)主人公。『空挺機兵部隊』なる組織に所属している人物。
動画では彼女(彼？)が部隊の一員として『閣下』のセレモニーに参じる旨が語られつつ、ガントレットナイトに変身して飛翔する様が描かれる。
少将閣下
セレモニー『軍旗祭』、および『本作』の動画公開を命じた(と思われる)日本の少将。
各国の部隊が参加予定の中、同じ日本からの参戦者である都雄へ期待を寄せている。
小此木大尉(おこのぎ)
『この動画』を制作した人物。閣下に制作完了および都雄のセレモニー参戦を伝える。
竜騎士07の過去作にて同姓の人物が登場しており、社長と呼ばれていた時期も有ったが……？
関連動画
関連タグ
シュバシコウ 赤いコウノトリ。
彼岸花の咲く夜に 第三弾と見せかけ違っていた同サークル別作品。
カケラ 動画ラストで漂って見えるが……？
