ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:桃太郎P
編集内容:細かい部分を修正

概要

1964年8月31日に放送開始し、現在でも放送されているフジテレビの音楽番組。これはフジテレビの番組としてだけでなく、民放の音楽番組としては最長寿にもあたる。正式名称は、スポンサーの名称が入っているシオノギミュージックフェア」

フジテレビ、北海道文化放送東海テレビ富山テレビ関西テレビテレビ新広島テレビ愛媛テレビ西日本テレビ長崎テレビ大分などで土曜18:00-18:30に放送されている。

テーマ音楽は、保富康午が作詞、山本直純が作曲を担当し、現在はゴスペラーズが歌唱しているが、セレクション回の場合ではサーカスが歌われたものが使用されている。

もともとは月曜21時台前半の番組だったが、火曜22時台後半→木曜22時台後半→日曜23時台前半を経て、2001年4月から現在の放送日時となっている。

3組程度のゲストが、スタンダードナンバー(ゲストのうちのひとりの持ち歌が多い)を披露し、司会とトークを繰り広げる、と言うのがおおよその内容である。なおスポンサーの塩野義製薬と別の製薬会社とCM契約をしているアーティスト、ミュージシャンは出演しない。

司会

初代越路吹雪放送開始-1964年12月
2代目左幸子1965年1月-同年5月
3代目南田洋子1965年6月-1981年12月ただし諸事情により不在となる場合があった。
4代目星野知子1982年1月-1988年3月
5代目古手川祐子1988年4月-1995年10月
6,7代目鈴木杏樹1995年10月-2016年3月2001年4月から2016年3月まで恵俊彰と共に担当。
8代目仲間由紀恵2016年4月-現在ただし出産のため、2018年5月から2019年2月まで一時降板。
8代目代行加藤綾子2018年5月-2019年2月仲間の一時降板に伴う司会代行。

歌手の越路とフリーアナウンサーの加藤以外は全て女優である。

アシスタント

初代長門裕之1965年6月-1981年12月妻の南田洋子のアシスタント。ただし南田不在時は司会代行も務めたいっぽう、こちらが不在になる事もあった
2代目恵俊彰2001年4月-2016年3月放送時間が現在の時間帯に変更された際に鈴木のアシスタントとして参加。鈴木降板のドサクサに紛れてクビ。
3代目軽部真一2016年4月-現在仲間(およびカトパン)のアシスタント、現役のフジテレビアナウンサー。

放送局について

実はこの番組は、全てのフジテレビ系列で放送されている訳ではない。しかも福島テレビテレビ宮崎鹿児島テレビでは一度も放送された事がない。

だがその一方で、フジテレビ系列局以外のテレビ局でも放送された事がある。

いずれも放送開始当時フジテレビ系列が事実上なかったため。九州朝日放送についてはテレビ西日本のフジテレビ系列へのネットチェンジ、あとの2局は放送エリアにフジテレビ系列局が開局した事に伴い終了。

元々はフジテレビ系列だったが、1987年9月にFNSから脱退し、番販購入やニュースのやりとりで関わりがあったTBS系列にネットチェンジしたが、2000年6月まで放送された。

シオノギのCMがトラウマ?

1960年代から70年代にかけての、ミュージックフェアをご覧になった方は、塩野義製薬のCMが怖いという印象を受けると多いのではないだろうか。長きにわたって、企業CM中心で放送しており、「シオノギはあなたの健康に奉仕するため 今日もたゆみない努力をつづけています」と銘打ち、総合ビタミン剤、総合感冒薬、解熱鎮痛剤のの3つをセットとして、薬店で手に入る市販薬(OTC医薬品)の宣伝をミニ・インフォマーシャル形式でオンエアしていた。本編終了後のエンディングでは、シオノギの社章である分銅マークについての説明を述べるCM、という構成となっていた。

これは当時、日本のテレビ業界が、まだCMにおけるBGMの必要性を認識していた人物が少なかったことや、映像機材が高価であったことに加え、宣伝にも多額の費用がかかる時代だったこともあって、このような恐怖感あるCMとなってしまった。

関連動画

また、エンディングでの提供読み『皆様の健康と幸福に奉仕する塩野義製薬がお送りしました。』についても、2001年4月に放送時間が変更されるまで、無音状態が続いていた。

関連タグ

題名のない音楽会:取り上げる音楽は異なるが本番組同様長らく一社スポンサーだった音楽番組。こちらも放送していない系列局が存在するが、他系列でも放送している局が存在する(そのうちの1局はミュージックフェアを放送していない福井テレビ)。

関連記事

編集者:桃太郎P
編集内容:細かい部分を修正