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GUSOHの編集履歴

2019-06-05 10:32:54 バージョン

GUSOH

ぐそー

「GUSOH」とは、福井晴敏作品に登場する架空の生物化学兵器。画像は『艦隊これくしょん』の磯風というメシマズキャラとGUSOH(?)とのコラボ絵。

概要

福井晴敏作品に登場する架空の生物化学兵器

アメリカ軍が沖縄で国際法違反で極秘に開発した「化学兵器」、つまり毒ガス兵器の名称である。

グソーとは「後生」。沖縄方言で、死後の世界――すなわち冥界を意味する。


効能

元は次世代エネルギーとして開発されていたのだが、その途中に偶然できてしまった毒ガス

普段は無色無臭の液体だが、「ネスト」と呼ばれる気密容器から漏れ空気に触れると酸素と結合し、一瞬で気化して猛毒ガスへと変化する

発生したVXガスの50倍の毒性を持つ神経ガスが皮膚に浸透して、神経と筋肉を繋ぐ伝達物質を破壊し、筋肉の麻痺・硬直によって、窒息死させる。致死量は30mg、たったの1リットルで、東京を全滅させることができてしまう


対処法

液体そのものは、中和剤によりイソプロパノールとポリマーに分解できる。

しかし気化しガス状になると、毒性を緩和させるまで、酸性条件下で約110時間、アルカリ条件下で約103時間もかかる

そのため、流出した場合は6,000度の熱を発生させる特殊焼夷弾「テルミット・プラス」が用いられる

沖縄のアメリカ軍辺野古基地地下で漏出した際には、DAISの辻井護とウルマこと村瀬香によりテルミット・プラスで基地ごと焼却され、外部には爆発事故として処理された。この事件は「辺野古ディストラクション」と呼ばれている。


作中の活躍

初登場は『TwelveY.O.』。この作品では前述の通り、テルミット・プラスを使い「辺野古ディストラクション」と呼ばれる「大事故」を起こしながら、何とかGUSOH漏出による大惨事は収められた。

亡国のイージス』では、その後試料が嘉手納基地から輸送中に北朝鮮の対日工作員ホ・ヨンファ率いるテロリストグループにより強奪され、日本政府を脅迫するために使われた。派生作品「2038ウォーシップガンナー」では敵勢力がGUSOHを搭載したミサイルを使用する、起爆後のガス雲に当たれば一撃で轟沈扱いである。対抗するにはTPex(テルミット・プラス エクストラ)にて無力化するか、アポトーシスV(福井作品に登場する電子ウイルス兵器)にて敵艦船がGUSOHを発射する前に無力化するしかない。


事件解決後に封印されたはずだったが、数千年の時を経て再びギンガナム軍によって使用されることになる(∀ガンダムノベライズ『月に繭 地には果実』)。


関連タグ

福井晴敏 生物化学兵器

亡国のイージス TwelveY.O. ∀ガンダム

辺野古


磯風(艦隊これくしょん):「いそかぜ」の影響なのかは不明だが作中でメシマズキャラとされており、本タグで検索するとだいたいこのキャラクターかその産物に絡められている。

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