ソード・オラトリア
そーどおらとりあ
これは、もう一つの眷属の物語【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】
概要
正式なタイトルは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア」で、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のヒロイン・アイズ・ヴァレンシュタインをはじめとしたロキ・ファミリアの面々の物語。
「本編」アニメ化の際、アイズがベルを特訓するエピソードなど一部が本作から拝借されている。
実際アニメの内容はアイズ視点で描かれていた『ダンまち』本編と実際いくつかリンクしている。
原作は大森藤ノ、イラストはとある魔術の禁書目録シリーズのはいむらきよたかが担当。
ガンガンJOKER(およびガンガンONLINE)にて矢樹貴によってコミカライズ連載されている。
2016年3月6日に千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターにて開催されたGA文庫とスクウェア・エニックスのイベント「ガンガンGA FES.2016 SPRING」でTVアニメ化が発表された。
登場人物
ロキ・ファミリア
ロキ・ファミリアの『剣姫』と呼ばれる。
ベルの事を気に入っており、ベート・ローガがベルに注目したことでベルとベートがその手の関係になるんじゃないかと余計な心配をしていた。
本編ではあまり語られることがない素性にもふれられており、精霊の血筋を受け継いでいる者らしいことが語られている。
特技はどこでもお昼寝ができる。
アイズを慕うエルフの魔導師で、本作のもう一人の主人公ともいうべき存在。
心優しい性格だが、大事な所で失敗するドジっ娘。称号は『千の妖精』
他派閥でありながらアイズに目をかけられているベルに対して敵愾心を抱き、執拗に追い回したり、ヘルメスのいたずらに巻き込まれてアイズの水浴びを覗き見したのを知った際に魔法で半殺しにしようとした(ベルはむしろヘルメスを止めようとしたので女性陣からはそれほどお咎めは受けなかった)。
『怒蛇』の称号を持つ、双子のアマゾネス姉。 冷静沈着、後方支援的な役割もできる切れ者。フィン・ディムナにゾッコン。 腰巻を外せば大胆な赤ビキニを着こなす褐色の美女、なにより巨乳。
こちら『大切断』の称号を持つ双子のアマゾネス妹。天真爛漫、超重量の武器を扱えるゆえに怪力。 姉同様を肌を大胆に露出した半裸姿。ちなみに貧乳にコンプレックスを抱える。
ディオニュソス、ヘルメスとは同盟を結んでおり、ダンジョンの謎やその裏でなにか企んでいる神がいないかを探っている。本編でヘスティアにベルの急激なレベルアップについて尋ねたのもその一環で、ヘスティアとは仲が悪いものの一応信頼はしていることが窺える。
ヘスティア・ファミリア
本編の主人公。アイズの件で、レフィーヤと会うたびに追い回されている。
(ちなみに彼以外のヘスティア・ファミリアメンバーはヘスティアを含め、申し訳程度の出番)
漫画版ではアイズ視点ではなぜか美男子化。
- ヘスティア
ご存じチビのくせに立派なものをお持ちの女神さま。アニメ第2話、第3話、第10話にて殴りk・・・ゲフンゲフン、もとい、ゲスト出演を果たした。第2話は顔が見えない状態、第3話は声だけだったが、第10話では堂々とお姿を表した。また、オープニングフィルムでは堂々顔出し出演を果たしている(しかもアイズに喧嘩を売っている)。ティオナ曰く「あの子スゴイ胸があった」。
ディオニュソス・ファミリア
ディオニュソス・ファミリア団長である上級中衛職の魔法剣士。。『27階層の悪夢』という事件の数少ない生き残りで、これまで参加したパーティが彼女を除いて全滅していたため「死妖精(バンシー)」と揶揄され、ファミリア内でも忌避されていた。ディオニュソスの命でベート達の24階層の調査に協力することになり、その道すがらレフィーヤと交流していくうちに心を開くようになる。並行詠唱を得意とし、深層の遠征に赴くレフィーヤに並行詠唱を指導し、エルフ・リングで召喚できるように自身の障壁魔法を教えた。二つ名は「白巫女(マイナデス)」。
ディオニュソス・ファミリア主神。貴公子然とした様相で上品さと優雅さを兼ね備えた神。闇派閥討伐のためロキやヘルメスと同盟を結ぶが、三者ともお互いを信用しておらず腹の探り合いをしている。フィルヴィスがファミリアで孤立している事を考慮して、レフィーヤに彼女と仲良くして欲しいと頼む。
ヘルメス・ファミリア
作中裏でベルにイシュタル・ファミリアを壊滅させるよう仕向けるための計画を練るなど色々本編に関わる計画を謀っている。そういうこともあってディオニュソスからはゼウスを裏切ってウラノスに付いたと疑われている。
ヘルメス・ファミリア団長。闇派閥討伐のため、ロキ・ファミリア及びディオニュソス・ファミリアと共闘する。