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たやマの編集履歴

2019-07-21 18:41:54 バージョン

たやマ

ただのやさしいまりあ

たやマとは『戦姫絶唱シンフォギアG』の登場人物マリアを評した「ただの やさしい マリア」の頭文字をとった短縮形である。

概要

黒いガングニールのシンフォギアを纏い、ノイズを操る力で全世界へ宣戦布告をした希代の歌姫マリア・カデンツァヴナ・イヴ……

その正体は、かつてシンフォギア装者たちと死闘を繰り広げ、ルナアタックの元凶となった先史時代の巫女フィーネが輪廻転生した姿であった。

彼女の宣戦布告により新たな激戦の幕が切って落とされ、その中で彼女は強敵として君臨するのだろうと多くの視聴者が想像した。


……が、物語が進行するにつれ、目的のために非情になり切ることができず、民間人を巻き添えにしてしまった際には号泣するなど精神的に脆い面が散見していった。

シンフォギア装者としての実力も、適合係数が低下したより少し強い程度で、時間制限付きということを考慮すると二課組に比べて些か劣るという印象になってしまった。

そして新生フィーネという肩書きも、武装組織「フィーネ」を束ねるために演じていた(つまり詐称していた)だけという事実が明らかになり、当初持たれていた印象から大きくかけ離れたキャラクターとなる。


劇中で最初に示された設定がことごとく嘘っぱちであり、歌手活動もテロリストになったために再開は絶望的……ということで、ファンは「マリアに残っているもの(マリアにしかできないこと)は何なのか」と疑問を浮かべることになる。

そして7話、ナスターシャ教授「あなたはフィーネの魂など宿してはいない。ただのやさしいマリアなのですから」の台詞から、やさしい以外に取り得がないヘタレという揶揄を込めて「たやマ」という敬称が使われるようになった。意味合いとしてはマダオと殆ど変わらないと思ってよい。


自らの甘さ・覚悟の無さがもたらす結果を知り、決意を新たにしようとした矢先に「もう新生フィーネを演じる必要はない」とハシゴを外されてしまった彼女には余りにも酷い仕打ちであるが、7話以前からヘタレっぽいことが段々に明かされていたため、マリア=ヘタレの認識を改めるのは難しいと思われる。


ファンの間では精神的な弱さが何かとネタにされがちではあるが、強気な態度と正反対の脆い内面も彼女の魅力のひとつといえる。

そしてマリアの心境の変化が物語を大きく動かす要因となっており、フィーネという演目を捨てた彼女はマリア・カデンツァヴナ・イヴとして人類の救済に乗り出す。彼女もまた、シンフォギアGになくてはならないキャラクターなのである。

また、月読調暁切歌もフィーネの転生者だからマリアを手伝っていたのではなく、「身寄りのない自分たちに優しくしてくれた」マリアを純粋な気持ちで慕っていた。そして彼女がフィーネを演じなければならない理由などどこにもなく、世界を救いたいという一心で活動していただけである。それでもなお己の未熟さを呪い、人を救おうとする優しさを持っているということを、彼女の名誉のために追記しておく。


ちなみに「戦姫絶唱しないシンフォギア」ではオカン状態のマリア(アイドルになってよかったことは時折ケータリングで仲間に料理を持ち帰ること)など、本来優しく気弱な彼女が苦労しながらも奮闘する姿を見ることができる。


GX以降のたやマ

GX以降の彼女だが、(政治的理由によるものの)歌手活動を再開し、後に正義側の組織に就いたため、フィーネを演じていたときのようなメンタル面での不調がなくなり潜在的な戦闘ポテンシャルを存分に発揮できるようになった。

使用ギアもより手数の多いアガートラームとなったこともあり、LiNKERというハンデはあるものの総合戦闘力は装者の中でもトップクラスとなる。

ストーリー中でも単身オートスコアラーを倒すなど活躍し、そんな感じでついたあだ名が「たよりになる やさしい マリア」略してたやマ

彼女は今後もこのあだ名とよろしくやってくしかないようである。


た運マ

第4期AXZの前半ごろから、一部で使われ始めた派生形。

「ただの運転手のマリア」の略。

マリアはGでもティルトローター機のパイロットを務めており、「フィーネ」にとっては戦闘以外でも重要な役割を果たしていた。

そのため、このころから「マリア=運転手」という印象を抱く視聴者は少なくなかったと思われる。

GX2話でも、ファラの襲撃からの逃走中に自動車を難なく運転している。


そしてAXZ1話ではヘリコプターを操縦。

敵のミサイル攻撃を回避するなど、卓越した操縦テクニックを見せつけた。

同じく1話のBパート冒頭でも自動車を運転。

1話ラストまでは戦闘に出ず、短時間に2種類の乗り物を扱ったことで、すっかり運転手のイメージが定着してしまった。


とはいえ、本人も好き好んで「た運マ」になったわけではない。

この時期のF.I.S.チームは、エルフナインによるLiNKERの開発が思うように進んでおらず、迂闊に戦闘に出られない状態にあった。

そのため、どうしても後方支援に回らざるをえなかったのである。

6話にて無事にLiNKERが完成したため、それ以降は戦闘にも支障をきたさなくなり、「た運マ」の名は卒業した。


……と思っていたら、7話で愚者の石を探すために潜水艦を操縦。

もはや運転できないものがないんじゃないかとさえ思える。

9話で調神社に向かう際にも車を運転し、翼のバイクと並走する様子が見られた。

「運転もできるマリア」になったとはいえ、マリアと乗り物は切っても切れない関係にあるようだ。


余談

2016年2/27~28に行われた「シンフォギアライブ2016」のMC内にて、マリアを演じた日笠陽子から「『たやマ』って…なに?」という発言が飛び出している。(この発言があったのは2日目)


関連イラスト

闇に惑う夜には 歌を灯そうかマリアさんはポンコツかわいい


関連タグ

戦姫絶唱シンフォギアG

マリア・カデンツァヴナ・イヴ ナスターシャ教授

豆腐メンタル ヘタレ 優しい


秋山澪:マリアを演じた日笠陽子氏を代表するキャラクター。ツリ目で語気が強い、それに反比例して気が弱い、歌が上手い、巨乳であるなど、実は共通点が多い。


エルザフォルテ中の人繋がりだけでなく、外国人キャラ、歌手活動している、初登場がシリーズ2期目と共通点が多く、キャストが日笠氏であると発表された際に一時話題に上がった。負け知らずでマリアとは精神面で真逆のようだったが96話で主人公に敗れて、その後母親との抱擁の場面はまさしく「ただのやさしいエルザ」と言える描写である。


オリオン座のエデン:男性キャラクターだが、『G』の放送とほぼ同時期に、平行世界の同一人物では?と疑うレベルのそっくりさんが存在していた。このキャラクターも体育座の聖闘士として有名な上、大切な人を喪って名前を連呼する・再起した後はやたらと頼もしい強キャラになるなど、かなりの共通点が見られる。ついでに装着する聖衣が銀色な上、片腕が大きい。

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