柴田勝家(Fate)

しばたかついえ

Fateシリーズに登場するバーサーカーのサーヴァント。

カカレェ、カカレェイ……！

プロフィール

『Fate/Grand Order』期間限定イベント「オール信長総進撃ぐだぐだファイナル本能寺2019」」に登場するバーサーカーのサーヴァント。バトルキャラは存在するが、初登場時点では敵専用のNPCである。

魔王信長の配下として主人公たちと対決する。

本編登場に先駆けてイベント告知CMに登場。また、イベント限定概念礼装「群雄割拠」にも登場している。

兜と鎧を着こんだ武者のサーヴァント。兜を外した素顔は白髪と白髭をたくわえた皺の多い老人。ノッブからは「権六」と呼ばれている。

「狂化」ランクが高いのか基本的に意思疎通はできず、命令のままに進撃する狂戦士。

進軍すればするほど力を増すという厄介な宝具効果で異様なタフネスを誇り、主人公たちを何度も苦戦させた。

しかし、かつて共に謀反を起こした負い目のある織田信勝、そして義理の娘茶々には弱く、二人の登場でその歩みを止めた。

ノッブによると、彼は一時とはいえ信長を信じきれず謀反を起こしたことを相当気にしていたようである。

さらに彼は信長を救えなかったこと、信長亡き後の秀吉を止められなかったこと、そしてお市まで死なせたことをサーヴァントになってなお後悔しており、その責任感の強さが伺える。

素顔は厳ついが、笑うと好々爺とも言えそうな顔になる。

織田家の重臣柴田勝家。「鬼柴田」「かかれ柴田」の異名を持つ猛将。

信長の父信秀の時代から仕える古株。かつて織田信勝が謀反した際には彼の元について信長と戦ったが、その後許されて信長の忠臣となる。

その後数々の戦いで活躍し、「手取川の戦い」では上杉謙信とも激突した。

本能寺の変の後、信長の妹だったお市と再婚。茶々ら浅井三姉妹の義父となる。

しかし後に秀吉との対立が深まり、賤ヶ岳の戦いで敗れる。最期は妻お市と共に自害し命を落とした。

マスター	筋力	耐久	敏捷	魔力	幸運	宝具
魔王信長?	?	?	?	?	?	?

掛かれ柴田	彼の異名が由来か。効果は「毎ターン終了時に自身の攻撃力をアップ(永続)＆防御力をアップ(永続)＆HPが回復する状態(20,000)を付与」」
カカレェ、カカレェイ……！	効果はゲージブレイク時「敵全体の防御力ダウン(5T)」
瓶割りの柴田	残り少ない水を家臣に振る舞った後、自ら水瓶を叩き割って周囲を鼓舞した逸話からか。効果はゲージブレイク時「自身に弱体無効(3T)＆毎ターンチャージマイナス(-1・3T)を付与」
二つ雁金	柴田家の家紋からか。効果は「1ターン後にクリティカル発生率がアップする状態(1T)を付与(1T)」
石灯籠斬り	にっかりと笑う女の幽霊を斬り、翌朝確かめたら石灯籠が斬られていたという名刀「にっかり青江」のエピソードに由来か。

正式な名称や効果は不明だが、「進行するたびに自分の能力を強化する宝具」を所有している。

これによって作中では手の付けられない強さにパワーアップしていき、鬼武蔵の「人間無骨」さえまったく歯が通らず、複数のサーヴァントでかかっても勝てなかった。

一方で範囲が限られており、自陣から出てある程度進軍すると効果が切れるようになっている。効果範囲を離脱すると弱体化し、そのまま出撃地点へと戻される。

逆にいうと、決定打を用意して完全にとどめを刺さないと半永久的に目標へ向かって出撃と撤退を繰り返すため、長期にわたる持久戦では非常に厄介な相手となる。

ストーリーパートでの立ち絵に加え、戦闘でも専用グラフィックを有することから、追加実装枠としても期待されたが、残念ながら実現とはならなかった。
- ストーリー中での活躍はもとより、義理堅く生真面目な性格、劇中での茶々との会話、終盤で人格を取り戻してからの好々爺のような人柄などから益々人気を得ており、実装を望む声は絶えていない。
クリア後の追加ストーリー『もっとぐだぐだファイナルまじん戦線』クリア後の高難易度クエストにも登場。
- 解除不能の防御バフを毎ターンガン積みする鉄壁バーサーカーとして磨きがかかり、ゴリ押しで相手取るには厳しい難敵となっている。ただし防御バフなので今回理不尽な扱いを受けた剣豪の過小評価された必殺剣なら突破は可能。底辺扱いされた鬱憤を晴らすかのような大暴れ(耐久サポートは必要だが)が可能。
- ただし、状態異常が通るうえチャージ攻撃も単体攻撃、そしてスタンや魅了による行動不能状態だとバフが発動しない特性を持つため、ゴルゴン三姉妹による魅了漬けや、無敵付与とターゲット集中で特攻礼装持ちのアタッカーを保護するなど、工夫次第で抜け道はいろいろと見つかる。