概要
『艦隊これくしょん』におけるいじめネタは『アイドルマスター』における「千早いじめ」の流れを汲むものが多いのだが、吹雪の場合はそれらとはかなり異なる背景がある。
吹雪はゲームの看板娘として紹介され、『ポケットモンスター』で言う「御三家」にあたる「初期艦」に選ばれ、その選択画面ではデフォルト位置におり、実艦は駆逐艦界に革命を起こした特型駆逐艦のネームシップで、それを受けてか初期装備もちょっとだけ優遇、さらに公式四コマでも主人公に抜擢されていると、待遇面では全艦娘の中でもトップクラスの扱いを受けている。
しかし、どうにも影が薄いのである。
その理由については、繰り返すのも忍びないので専用の項目を参照してほしいが、そもそもそんなものが作られている時点で何かがおかしい。
また、吹雪の性格は真面目でひたむきな、まさにミリタリー物における正統派主人公といったキャラクターとなっているのだが、これは裏を返すと「RJいじめ」の龍驤などと異なりネタにした場合シャレで済まない可能性が高いという事でもある。
それが一部の性癖持ちの目に留まる形となり、本気でいじめているイラストの割合が他より高くなっているという点も「吹雪いじめ」の特徴になっている。
当然の話であるが、このようなネタを不快に思う人も少なくないため、然るべきタグを付けて棲み分けに努めること。
吹雪もパワーアップしたり、アニメ版の主人公になったりと、存在感の向上によって好意的な描き方をする作品が増えてきてはいるものの、アニメ内での扱いもあって未だ散発的にいじめが続いているようである・・・
また現在はアニメ版に対して否定的な評価をする際に吹雪というキャラ自身にヘイトを向ける事もある。
実際アニメ放送以降吹雪の運用をやめたり、当てつけとして吹雪を解体、または轟沈させたという提督も現れた。
上記の傾向もあってか吹雪をサンドバックの様に捉える提督も多く、
デザインを比較し吹雪をこき下ろす提督や指揮官も多く見られた。
アニメ一作目そして劇場版において主人公として活躍しきった彼女ではあるが、2019年1月に時雨を主人公とした2作目が発表。
吹雪自身の物語は劇場版で完結したと言える事や、より多くの艦娘を活躍させる為のレギュラーキャラ一新と考えれば主人公交代も納得が行くものではあるが…
新たに時雨を新主人公として持ち上げ、前主人公となった吹雪を貶す傾向が誕生。
現状アニメ2作目において吹雪の出番かあるかどうかは不明であるが放送前の時点でこういった傾向が生まれてしまった為、放送開始後は前主人公としての吹雪いじめは加速していくと思われる…