『一手』遅カッタ…ナ…空条 承太郎……
待ッテイタゾ コノ時ヲ
概要
【破壊力 - ? / スピード - D / 射程距離 - ? / 持続力 - A / 精密動作性 - ? / 成長性 - ?】
第6部「ストーンオーシャン」に登場する「エンリコ・プッチ」のスタンド。
塩基配列の描かれた包帯状のラインが全身に走っており、顔の上半分と肩、腰の辺りは紫色の装飾品のようなもので覆われている。
遠距離型で、相手に触れて記憶やスタンドをDISC化して奪う能力を持つ。また近距離パワー型には劣るものの遠距離型でありながら近接戦闘も得意とする。
自我を持ち、誰かと会話をしたり本体が見えない所でも戦わせる事が可能。最初はカタカナと漢字の組み合わせで喋っていたが後にひらがなも混じるようになり、最終的には普通に話していた。
ラッシュ時の掛け声は「ウショオオアアアアアッ!!」。
遠距離型を活かし序盤では本体が誰なのか不明のまま話が進んだ為か、当時公開されたスタンドのパラメータも「?」が大半を占め、現在でも正確な数値は不明なままである。
射程距離は半径20m。破壊力とスピードは近距離戦では推定A相当とのこと。(JOJOVELLER 「STANDS」の解説より)
原作者の荒木飛呂彦氏曰く「死刑執行人にデジタルの要素を組み合わせた感じ。DISCにして大容量で抜き取る。」との事で、本体のプッチ神父と共に気に入っているデザインだという。
能力
DISCに関する様々な能力を持つ。
DISC化
DISC化する方法は主に2つある。
- 1.対象を眠らせる。
対象を眠らせて、現実と地続きの様な夢を見せて、現実と勘違いさせる。
その間に対象とその周囲のものをドロドロに溶かして記憶とスタンドをDISCにして奪う。
相手に姿を見られずにDISCを回収出来るが、DISC化までに時間がかかったり対象が夢だと気付くと解除される欠点がある。
作中では一回しか使っておらず、難解な能力としてよく議論される。
- 2.対象に触れる。
対象の頭に直接触れる事でDISC化する。
触れると頭と頬からそれぞれ記憶とスタンドのDISCが一枚ずつが出てくる。
確実にDISCを得られる一方で、接近しなければいけない為、対象に正体がバレたり反撃を受ける欠点がある。
DISCを抜き取られた相手は、抜き取られてから少し経った後に仮死状態になる。
心臓も止まるが完全に死亡した訳ではなく、肉体が腐ったり損傷しなければDISCを再び挿入すと復活する。
DISCの活用
抜き取ったDISCは他の人に挿入する事が可能。
DISCは物理的に破壊される事はなく、DISCを取り出した後に持ち主が死んでもDISCは消えない。
一方でDISCが刺さった状態の人間が死ねばそのDISCは消えてしまう。
ホワイトスネイク以外がDISCを取り出すにはある程度の攻撃を与えれると勝手に出てくる。
- 記憶DISC
挿入する事で、そのDISCの持ち主の記憶を見ることが可能。
プッチ神父はこれで承太郎だけが知るDIOが考えた天国へ行く方法の記憶を覗き知る事が出来た。
- スタンドDISC
スタンドDISCは適応すれば、そのDISCの持ち主のスタンドを使う事が出来る。
作中に出てきた名前のあるスタンドDISCは以下の通り。
- その他
何も入っていない空のDISCも存在しており、こちらは好きな指令や記憶を書き込み、そのDISCを対象(人間以外の生物でも可)に挿入し操ることが出来る。
その内容はただ単に記憶の一部を消すことから、「相手を殺し、DISCを回収する」といった命令、「10m飛んだら破裂しろ」といったハチャメチャなものまでさまざまである。命令が短いならスタンド像が頭部に指を挿入する事によって直接操れる(このとき後遺症はない)。
その他に普通の音楽CDを人間の頭部に挿入し、再生することも出来る他、一度だけスタンド像を他の人物に変装した事もある。もしかしたら変身能力を持ったスタンドのDISCを自分に差し込んでいたのかもしれない。
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