声:や乃えいじ(〜ⅩⅢ)、要勇人(ⅩⅣ)
概要
1987年稼動のSNKのアクションゲームサイコソルジャーの2Pキャラクター。
中国生まれの中国拳法の達人にして、アテナと同じく予言の戦士「サイコソルジャー」に選ばれた少年。
過酷な修行の末に身につけたサイコパワーを駆使し、アテナとの協力の下、共に屍愚魔打倒を目指して戦う。
アテナ曰く「頼れる助っ人」で、この時点でまだ恋愛関係を匂わせる描写は存在していない。
KOF以降
その後、アテナと共に「KOFシリーズ」に「サイコソルジャーチーム」として出演。
師匠である鎮元斎のもとで修行を重ねて大会に出場している。中国拳法は心意拳を中心とする。
また、KOFではサイコパワーと異なる「龍の気」と呼ばれる謎の力を宿していることが明らかになり、その影響でサイコパワーを失ってしまうエピソードも描かれている。
一人称は概ね「オレ」であるが、一部の作品では「わい」を使っている。(原作の時点では「オレ」である)
性格はややお調子者、後輩となる包にとっては良い兄貴分、桃子の場合はからかいの対象である。(お調子者という設定自体はKOFの中で付加された性格付けである)。
アテナに対して本気で好意を見せようとしているものの、彼女にはなかなか理解してもらえない関係が続いている。アンヘル曰く、「アテナにふられ続けているかわいそうな少年」。頑張れ拳崇!
一方、格闘家や超能力者として確かな才能を持ち、努力も怠ってはいないのだが、KOF13における他のキャラクターとの掛け合いや敗北時のメッセージからも、格闘家としての向上心に関しては中途半端な感がある。その理由もまたアテナであり、自身の可能性を評価しているテリー・ボガードやリョウ・サカザキは武者修行の旅に出るなりして独り立ちする事を進められているのだが、彼女と離れるのが嫌という理由から拒んでいる模様。アテナと距離を置かない限り、今後の拳崇に大きな成長は見込めないかもしれない…。
エディットチームとしてはお笑いキャラだらけの『お笑いチーム』、同年代キャラの「10代チーム(またはキッズチーム)」がある。
中の人はブライアン・バトラーとクリザリッド(2001版)を担当しているや乃えいじ氏。
新作ⅩⅣではキャストが要勇人氏に変更になった。
関西弁
大阪在住経験があるため、関西弁を話す。この人とキャラが被っているが、あっちは「イタリア訛りの酷い英語」という風になっているのに対しこっちは「ホンマモン」の関西弁を喋っている。…が、『'98』では専用デモで関西弁で息のあった掛け合いができている。どないや!
また、関西弁設定自体は原作からである。
肉まん好き
肉まんが好物であり超必殺技に肉まんを食べて回復するという「肉まん」という技まである。反面、ピザまんやカレーまんは邪道であり、中華の点心に無いから認めへん!といっている。
『'97』、『'98』での「肉まん」のMAX版でピザまんを当ててしまうと「ピザまんや~ん」と言い、肉まんで回復した分の体力を消費してしまう(そもそもなんで持ってるんだ?)。
『'99』と『2002UM』では李香緋との対戦時に拳崇が肉まんを食べる様子を香緋が指をくわえながら見ているというデモを見ることができる。