概要
風を操るゴルベーザ四天王の紅一点。空中要塞ゾットの塔の管理者であり、自らを風に変えて移動できる。外見はマイクロビキニめいたセクシャルな衣装に身を包んだ女性のような姿をしており、当時のプレイヤー達をドキドキさせた。四天王の中では最も人間に近いこともあり、イラストなどでも普通の美女と変わらぬ容姿で描かれることが多い。
部下であるメーガス三姉妹が敗れた後、ゾットの塔最後の刺客としてセシル達の前に立ちはだかる。
自分の身長より長い頭髪を用いて竜巻を作り出し、その竜巻でほとんどの物理攻撃をシャットアウトするため、まともな攻撃魔法を使えるメンバーが居ない、バルバリシア戦時点でのパーティ編成ではかなり厄介な効果を有する。無理やりレベルを上げてホーリーを撃つこともできるが、バリア状態は魔法防御がカンストしているのでダメージは通らない。これを解除するにはカインのジャンプ攻撃しかなく、即座に対応できるよう構えておく必要がある。倒された後もセシル達を道連れにしようとゾットの塔を崩壊させるが、ローザがテレポを使って脱出したため、失敗に終わった。
のちにバブイルの巨人の内部にて、他の四天王と共に再び戦闘となる。見た目はバリア状態だがこの時は普通に攻撃が通用する。しかしビキニ姿が拝めない。残念。再戦ではアンカーを務めており、トルネードを全体攻撃にした新必殺技ミールストームを使用する。
ちなみにDS版ではバリア状態が継続されている上に、バリア解除要員がいないためとんでもない苦戦を強いられる。こちらではアンカーがルビカンテになっている。
劇中ではカインに台詞を向けることが多く、初登場時には「それだけの力を持ちながら裏切るなんて」「ローザと共に始末しておくべきだった」と告げている。実はゴルベーザに洗脳され一時は同僚だったカインに対しては、密かにライバル視していたらしい事が、後年DFFの解説で語られている。
FF4TAではクリスタルから再生されて登場。再生されて無理矢理戦わさせられていた為、倒されると穏やかに消滅する。
パーティにゴルベーザ、カインがいると専用のセリフがある。
FF1でもゲストとして登場し、追加ダンジョンのボスとして待ち構える。
元ネタ
ダンテ著の神曲・地獄篇に登場する獄吏集団『マレブランケ』の副隊長「バルバリッチャ(悪意に満ち溢れたものを意味する)」だと推測される。
ゴルベーザ四天王も元ネタも、「相応の役職を持つ」「部下思いな面を持つ」等、似た要素がある(但し、性別は除く)。
関連イラスト
関連タグ
ファイナルファンタジー4 FF4TA FF ゴルベーザ ゴルベーザ四天王
フォーリシア……自社パロディキャラ
ヴァータ…風属性、四天王繋がりの後輩。しかしバルバリシアと違い男性、主人公一行に複雑な感情を抱くなど相違点もある。