「俺のマジックで貰っちゃったよ」
概要
CV:最上嗣生
敵連合「開闢行動隊」の一人。黒いマスクの上に白の仮面を被り、丈の長いトレンチコートと羽飾りのついたシルクハットが特徴の男性。
雄英の林間合宿襲撃時、轟焦凍・障子目蔵・緑谷出久・常闇踏陰・爆豪勝己が一緒に行動していたところ、その内の常闇と爆豪を音もなく攫った上で挑発してきた。
マジシャンのような言動で緑谷らを巧みに惑わし、軽い身のこなしで撹乱する。身のこなしこそ軽いが戦闘は不得意なようで、あまり直接攻撃などはしないタイプ。
死穢八斎會との接触時、マグネを殺害したオーバーホールを個性で止めようとするも特殊な銃弾で封じられ、逆にオーバーホールの個性によりマジシャンの宝とも言える腕(左腕)を失ってしまった。
現在はブローカーの義爛経由で手に入れた義肢を使用。その後はしっかりオーバーホールへの意趣返しを終える。
人物
本名は「迫圧紘(さこあつひろ)」。
年齢不詳。一人称は「俺」。
年下に対しては「おじさん」を自称するなど、飄々とした性格の持ち主。若者のように言動が荒っぽくなる時もあるが、基本的には落ち着いた振る舞いの紳士。
登場時によって模様の異なる仮面を被っている。
実は何度か仮面を脱いでおり、素顔は鋭い目付き(アニメでは茶色の瞳)だと判明している。男前。
死柄木弔のサポートをしたり一時的に指揮を取る、仲間のフォローに走る、連絡を担当するなど黒霧とは別に実働面で連合の右腕的存在となっている様子。[pixivimage:71753824&page=0]
個性
作中詳しい説明はないが、個性は「圧縮」という発言がある。
描写では自分や対象の周囲の空間を球状に切り取り、ビー玉サイズにまで一瞬で縮小する事ができる。
圧縮対象は複数でも可能。自分の意思で解放できる。特に維持に制限もない様子。
圧縮されると重さなども小さくなる様子で、人が入った球を二つ口に含んだり手に持っても特に負担なく動き回っていた。
球の中身は外からは見えない。確認のために出していることから、恐らく本人も分別はできない。
物や人を運ぶ、人の動きを封じる、壁や天井に穴を開け続け、無理矢理通路を作ったりと非常に便利な個性。相手の片腕だけを対象にしてもぎ取るといったことも可能。
今のところ切り取りの範囲や硬度限界などは分かっていない。
経歴
連合に所属する理由などは現在未だ不明。「元エンターテイナー」という発言や服装から、マジシャンだった可能性も考えられる。