概要
ホンダが発売していた車両であり、初代は「オープンカータイプの軽トラック」であり、二代目は軽ワンボックスで、積載性重視である。
初代
正式名称バモスホンダ。
TN360シリーズの流れを引く軽トラであるものの、360cc空冷エンジンを搭載し、ミッドシップエンジン・リアドライブのみで4WDモデルは存在しなかった。
大きな特徴として幌式オープンカー、かつ4人乗りモデルが存在したこと、ドアが存在せず、転落防止のバーが存在していた。また、スペアタイアを前面に搭載していた。
ホンダは月産台数を2,000台を見込んでいたものの、1970年から1973年までの3年間で2,500台しか製造されなかった。4WDモデルが設定されていなかったことと、オフロード走行を想定していなかったことから在庫が多かったという。
ただし、デザイン的には特殊かつ比較的安価な車両であったため円谷プロの特撮作品に登場していたりする。
二代目
「ストリート」の後継モデル。1996年から2018年5月21日まで販売されていた。正式名称はホンダ バモスとなった。駆動方式は4WD。
姉妹車にアクティが存在し、先代のストリートと3代目アクティは貨物仕様の4ナンバーであり、バモスは乗車仕様の5ナンバーであった。
先代との共通点はミッドシップエンジン・リアドライブレイアウトのみ。
また、派生車にワンボックスタイプのバモスホビオが存在する。5ナンバーの「M」「L」「ターボ」と4ナンバー(商用車登録)の「Pro」があったが、5ナンバーのうち「ターボ」が廃止され、残る2グレードは「G」に統合された。
バモスの後継モデルは「N-VAN +STYLE COOL」。バモスホビオの後継モデルは「N-VAN +STYLE FUN」。
pixiv
初代と二代目の双方のイラストが存在している。
円谷作品では
この車種を改造したラビットパンダがウルトラマンタロウに、バモスⅠ世とバモスII世がジャンボーグAに登場している。ラビットパンダについては当該項目参照。
バモスⅠ世とバモスⅡ世は地球パトロール隊PATが所持するメカで、ハンターQと同時に配備された。
バモスⅠ世は赤い車体が特徴でプロペラ機に変形する事ができ、青い車体のバモスⅡ世は車体側面のフロートを使う事で水陸両用車としての運用が可能。砲撃装備も備えており、グロース星人の掃討に活躍した。
関連項目
あー痛いの人……これがお気に入りらしい。勿論初代のドアがないやつ