マヌエラ=カザグランダ
まぬえらかざぐらんだ
概要
ガルグ=マク大修道院の士官学校に教師として勤務している医師で、約20年前はアドラステア帝国の帝都アンヴァルにある歌劇団で歌姫をしていた。主人公が担任しなかった学級を担当する。
黒鷲の学級にいるドロテアにとっては歌劇団時代の先輩に当たる。歌姫を引退した後もその歌声は衰えておらず、ドロテアやフェルディナントを初め彼女に憧れる人も多い。
一人称は「あたくし」。ムービーで男子生徒を赤面させる容色を持ちながら、未だに独身であることを気にしている節があり、度々セイロス騎士等の男性と知り合って飲んだりするものの、酒癖の悪さと部屋の汚さでいつも逃げられている。実際に彼女の勤務する医務室は書類が散乱している。寝室は別の場所にあるようだが支援会話では暗転してしまい散らかっている部屋の様子が全く画面表示されない。
料理が得意で「食材を切り刻むのが好き」らしいのだが、後片付けはもちろんできず「一緒に料理」では先生に任されることに。それでも「一緒に料理」では料理が上手い人物に分類されている。
イケイケ気質の性格であり、正反対の性格である同僚のハンネマンとはウマが合わず、年甲斐もなくよく口論になっている。
ユニット性能
第1部中盤で無条件でスカウト可能、担当学級の生徒は大丈夫なのだろうか?
医者ということもあってか、初期クラスは中級職のプリースト。得意なのは剣術・信仰・飛行。苦手なのは理学・重装。
覚える白魔法は「サイレス」「Mシールド」「ワープ」と補助魔法に長けているが、攻撃技は「リザイア」だけで攻め手に欠け、レベルが出遅れてしまいやすい。理学が苦手なのも攻撃魔法を増やしづらい要因になってしまっている。
そのため、プリーストだけでなく、傭兵やペガサスナイト等の物理職の道を開いておくといい。何気に力と魔力が同等の初期値&成長率という回復ユニットらしからぬステータスの持ち主で、速さの成長率もペトラやレオニーらに並ぶトップタイ。なので早々に「傭兵」に変えておくほうが力と速さが伸びやすくなり、追撃をガンガン出す&避けるので育てやすくなる。「飛行」の技能はある程度あるが、「槍術」の技能が全くないのでペガサスナイトになれるのは少し後。なれなくとも飛行の技能を上げて「警戒態勢」を習得すればよく避ける囮ユニットとして磨きがかかる。
もし、魔法職時代が長くなって力に伸び悩んでいるなら魔法攻撃扱いとなる剣の戦技「魔刃」で攻撃すれば大きなダメージを出せる。武器「サンダーソード」とも相性が良い。
なお、HP守備魔防の耐久面の成長率はセテスと同じ。初期値は魔防の方が高いが、成長率は守備の方が僅かに高い。何で初期魔法職なんだこの人…。
魅力の成長率が50%と後輩のドロテアより高いのは本人の美に対する努力故だろうか。教員なので「踊り子」にはなれないが、計略の威力にプラスに働くので騎士団は常に配備しておきたい。
ハンネマンとの外伝では山岳地帯で一人孤立している上にこちらも出撃人数が少ないので、プリーストのままだったり飛行職のユニットを入れていないと敵に対応しきれずにゲームオーバーになりやすい。少なくとも、全くマヌエラを育てていない状態で挑むのは危険。一刻も早く近くの回復地形に陣取る&近づいてくるペガサスナイトに対応するため、上記の通り物理職にしておくといい。
散策の「教員研修」では主人公の「剣技」「信仰」「飛行」のいずれかを上げてくれる。才能開花する「信仰」はもちろんだが、それ以上にクラス習得まで上げづらい「飛行」を上げられる貴重な人物でもある。主人公が男性の場合は飛行ユニットが上級職のドラゴンナイトまでお預けなので尚更重要になるだろう。
そして、「飛行」の技能を必要とするイングリットをスカウトするのなら彼女に頼らない手は無い。