本記事では組織としての臨獣殿について説明し、登場した拳士については、『臨獣拳アクガタ』の記事にて説明する。
概要
獣拳の始祖ブルーサ・イーの10人の弟子のうち、獣拳で世界征服を目論んだ3人(三拳魔)が興した流派。
やがて、七拳聖のリーダー・シャーフーの弟子だった理央が、強さを追い求めるようになり、臨獣殿に走るようになると、彼の力で多くの
リンシーやリンリンシーが復活。世界征服へと動き出した。
人物
以下の人物に対しては、それぞれの個別記事も参照。
理央/黒獅子リオ
演:荒木宏文
「剛きこと獅子の如く。強きことまた獅子の如く。世界を制する者。我が名は黒獅子リオ。」
臨獣殿の現当主にして、本作の裏主人公。
詳細は「理央」の項目にて。
メレ
演:平田裕香
「理央様の愛の為に生き、理央様の愛の為に戦うラブウォリアー!臨獣カメレオン拳使い、メレ!」
臨獣殿の幹部であるリンリンシー。
詳細は「メレ」の項目にて。
三拳魔
臨獣拳アクガタを興したブルーサ・イーの3人の弟子。
詳細は「臨獣拳アクガタ」の項目にて。
ロン
演:川野直輝
修行その23より登場。理央に助言を与える謎の青年。
詳細はロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)の項目にて。
構成員
リンシー
キョンシーのような戦闘員。この世に未練を残して死んだ拳士達の成れの果て。「試しの房」と呼ばれる独房で戦いを勝ち抜くとリンリンシーになることが出来る。
名前は「臨死」と「キョンシー」の合成。
リンリンシー
リンシーと違い、知能を持つ。この姿になると、自分が手本としていた動物をモチーフとした怪人に変化できる。これを「獣人邪身変」と呼ぶ。
さらに自力での巨大化も出来る。これを「邪身豪天変」と呼ぶ。
殆どのリンリンシーは、理央によって仮初めの命を与えられた物が多く、致命傷を受けると、粉々に砕け散る。
登場したリンリンシーについては「臨獣拳士」の項目を参照。
臨獣殿の戦力
臨気
激獣拳の「激気」と対をなす気力。人々の苦しみや悲しみ、絶望といった負の感情が増幅すると、臨気は強くなる。
怒臨気
激獣拳の「過激気」と対をなす力。理央はゲキレンジャーに追い抜かれた怒りと成長できない怒りから会得した。
臨技
リンリンシーたちが手本としている動物の真骨頂といえる技。
リンビースト
ゲキビーストと対をなす獣拳巨人。理央が操るリンライオンとメレが操るリンカメレオンの2体が確認されている。
- ゲキリントージャ
ゲキトージャと呉越同舟獣拳合体した形態。初登場は電影版(映画)。
- ゲキリントージャウルフ
ゲキトージャウルフと呉越同舟獣拳合体した形態。初登場は『獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー』。
- サイダイゲキリントージャ
ゲキリントージャがサイダインに搭乗した究極形態。ロンとの決戦時に登場した。
本拠地としての臨獣殿
臨獣拳の本拠地である寺院。その場所は、獣拳の聖地・獣源郷の近くにあり、紫色の雲と霧に覆われている。長い階段があるため、一般人には到底辿り着けない。
修行その35で臨獣拳が事実上滅亡した後も幻獣拳の本拠地としても引き続き使用されたが、修行その48で、理央が今まで犯してきた罪を償う意味で火が放たれ、ここに臨獣殿は完全に滅び、獣拳は再び一つに戻ったのであった。
関連タグ
スーパー戦隊シリーズ 獣拳戦隊ゲキレンジャー 臨獣拳アクガタ
ゴーマ族-悪の気力を以て世界征服を企む部族。
武装頭脳軍ボルト-同じく、かつて友だった者が敵として登場する組織。
※ネガティブシンジケート→臨獣拳アクガタ(臨獣殿)〔後に幻獣拳〕→蛮機族ガイアーク