概要
テレビ東京系で2000年10月4日から2001年6月27日まで放映されたロボットアニメ。全38話。
監督は福田己津夫、シリーズ構成は両澤千晶。後の『機動戦士ガンダムSEED』と演出や効果音に類似点があり、ナレーションが三石琴乃なのも同じ(ちなみにSDガンダム外伝でもネタにされている)。キャラクターデザインは『舞-Hime』の久行宏和。
『スーパーロボット大戦』ではRとMXに参戦した。
あらすじ
星が綺麗なある夜。遥かな夜空から、一人の美少女と、6つの光が落ちてきた。
それから17年の月日を経て、あらゆる知的生命体を滅ぼそうと目論む機械帝国ガルファが、遂に地球にその侵略の牙を剥いた。月に前線基地螺旋城を建造したガルファは、恐るべき機獣を作り出し、地球人抹殺を敢行する。
星見町に暮らす空手少年の出雲銀河と、越して来たばかりの草薙北斗は、機獣から逃げ惑ううちに、廃墟と化したドーム球場の中から現れた青いロボットに捕まり、コックピットに誘導されてしまう。わけもわからぬまま、仮面の美女・ベガに言われるがままに銀河と北斗は青いロボット_電童を動かし、機獣を撃破する。
ベガの所属する秘密組織GEARに入ることとなった銀河と北斗は、17年前に落ちてきたデータウェポンをすべて回収し、ガルファを滅ぼすために戦うことを決意する。
人型ロボとしてのGEAR戦士電童
二人乗り用のGEAR。操縦には電童の意思に選ばれた者にしか出来ない。基本戦闘は肉弾戦(銀河の母ちゃん直伝の少林寺拳法)で行い、移動や防御には両腕両脚に備えられたハイパープラズマドライブという車輪を回転させる事で絶大な力を与える。最大の必殺技は電子の精獣『データウェポン』との合体による『ファイナルアタック』であるが、繰り出した後は殆どのエネルギーを放出し空になる事から一撃事態外せない。巨大単3電池『ハイパーデンドーデンチ』二本を使用する。
普段はGEAR本部地下(上には子供料金すら1200円もするアミューズメントパークが建っており実に抜け目ない)に収容され、自発的に発進、赤の射出用コクーンを装備し出撃する。
基本データ
全高:25m(バイザーオープン時)
重量:399.8t
出力:736MW(約100万馬力)
地上層高速度:72km/n(遅ェ!と思うかもしれないが本気を出せば999km/hまでは出るのだ)
ドライブ回転数:1223rpm
乗員:2名(後、1名)※騎士凰牙のシステム移植によるもの。