超魔導剣士-ブラック・パラディンとは「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」を融合して召喚する闇属性魔法使い族融合モンスター。
概要
効果は手札を1枚捨てて魔法カードの発動を無効にするが、融合召喚自体手札を多く消費するから手札は少なくなる。また、ブラック・パラディンはフィールド上及び自分と相手の墓地に存在するドラゴン族モンスター1体につき500ポイント攻撃力が上がる。
素材がどちらも最上級モンスターであるために事故率が高く、片方はサポートカードや特殊召喚手段の乏しい効果モンスターであるため、採用の難しいカードであった。モンスター効果に対する耐性も特にないことも災いし、シンクロ召喚全盛期では活躍の場に恵まれず、ファンデッキの愛用者が静かに使う程度に落ち着いた。
しかし、魔導書やドラゴン族サポート魔法などを一度でも牽制し、テンポを乱せる無効化効果と、自他を選ばずドラゴン族の数だけ攻撃力があがる特性が、征竜と魔導が凌ぎを削っていた時期に少し評価され、地雷として一部のデュエリストが使用。同時期にメタとして使用されていた「ヴェルズ・オピオン」に対しては無力だったものの、それなりに活躍した。
第9期に突入すると、プリズマーと同様の融合素材サポート効果を持つ「融合準備」や、魔法使い族の通常モンスターの展開などに使えるランク7モンスターなどの登場により、このカードを有効活用する手段が増えた。
かつては扱いづらいカードであったバスター・ブレイダーが、登場してから十年以上の歳月を経てカテゴリー化され、サポートカードや種族メタギミックなどが登場したことも、このカードにとっては追い風となっている。
「バトルシティ編」における「闇遊戯vs海馬」戦にて闇遊戯が使用。
作中では攻撃力の強化効果しかなく、参照するドラゴン族はフィールドのみであった。
アニメオリジナルでは「闇遊戯vsヴィヴィアン」戦にて再登場。
拡散する波動を使用しての攻撃名は「超・魔・導・烈・波・斬」。
ヴィヴィアン戦では「超魔導無影斬」となっていたが、これが通常の攻撃名と思われる。
ちなみに遊戯の融合モンスターでは唯一戦闘破壊やカードの効果で破壊された事がない。
カード
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2400
「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の
ドラゴン族モンスターの数×500アップする。
(2):魔法カードが発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
その発動を無効にし破壊する。
関連項目
ブラック・マジシャン バスター・ブレイダー 超魔導騎士-ブラック・キャバルリー
「ブラック・マジシャン」を融合素材とする融合モンスター
ドラゴン族
魔法使い族
- 超魔導騎士-ブラック・キャバルリー
- 超魔導剣士-ブラック・パラディン
- 超魔導師-ブラック・マジシャンズ
- 超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
戦士族
「バスター・ブレイダー」を融合素材とする融合モンスター
カード名の右側は融合モンスターのテキストにおける融合素材の表記を挙げる
魔法使い族
- 超魔導剣士-ブラック・パラディン(「ブラック・マジシャン」+「バスター・ブレイダー」)
戦士族
- 竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー(「バスター・ブレイダー」+ドラゴン族モンスター)