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末堂アケミの編集履歴

2020-01-10 13:43:07 バージョン

末堂アケミ

すえどうあけみ

末堂アケミとはゲーム「デジモンストーリーサイバースルゥース」の登場人物である。

概要

CV:家中宏


仮想現実「EDEN」の開発に貢献した「カミシロ・エンタープライズ」に所属する科学者。

紳士的な言葉使いで話すが、それ以上にエキセントリックな性格、突飛とも言える学説等により、学会ではニコラ・テスラに例えられる事も。


最近東京で出現する怪奇現象である「デジタルシフト」や、謎の怪物「イーター」の解析・研究を行っている。


不気味な容姿やテーマ曲で誤解されがちだが、一般人と価値観が若干違う事を除けば『この世から悲劇をなくしたい』と考えてる、割と善人寄りな人。



関連タグ

中島朱実…同じファーストネームを持ち、異世界に関わる事となった天才繋がり。


















ネタバレ注意!!



















実質的にこの作品群に置ける、殆どに事象の元凶(しかし、所謂黒幕諸悪の権化ではない)。

前述の通り、『この世から悲劇をなくしたい』と願う善人であるのは事実だが、それを行う為に普遍的な摂理そのものの改変と言う帰結に至り、それを実行する為に目を着けたのがイーターデジタルワールドであった。

イーターのデータを得る為、時に岸部リエ(と同化した存在)と結託し未曾有の人的被害を出しながら、逆に達と協力しタカ派ロイヤルナイツの目論見の打破に協力する等、自分の目的の為ならば、一貫性のない行動を容易く採る柔軟性を見せた。


又、その過程で過去を思い出し、トラウマ苦しむ少年が持つ(誰か救う為の)力の渇望を、自身が望む普遍的な摂理そのものの改変=進化の意思と見なし、それを実行する術(=イーターを取り込む、その力を自分のものにする)と処置(=イーターと同化した際の主導権が、少年にあるようにする)を施す行為もした。


最終的に今まで得たイーターのデータから、『支配権限を得る』と言う形でイーターそのものと化し、イーターの本体であるマザー・イーターの許へ主人公達と共に向かい、主人公達がマザー・イーターのコアとなってしまった悠子の実兄を救出後、彼に代わってマザー・イーターのコアとなり、自らの悲願・この世から悲劇をなくす=世界の進化の実行を開始した……が、彼の行為に疑問を覚えた主人公達によって、マザー・イーターを倒され悲願達成が不可能になってしまった。

末堂を救出しに来た主人公に対し、絶望からそれを頑なに拒否していたが、主人公と話す内に不意に『賽を投げる神の賽を作る神』理論を着想、その新説が事実であるか検証する為にも、「賽である主人公にはリアルワールドに戻り、自分はこの場で観測する必要がある」と言って、イーターが存在する次元に留まる事を選択した。


結果的に和解こそしたものの、末堂は主人公と共に帰還しなかったと言う、メリーバッドエンドと言う最後になった。


評価

彼の行動理念そのものには一切のブレがなく、本質は確かに善人であった。

実際に最終盤でマザー・イーターのコアになる=末堂アケミ個人の幸せの放棄であり、そこだけを見れば正に滅私奉公の体現者とも言えるだろう。

しかし、目的に至る過程に発生する犠牲にはとんと無関心で、「進化に対応出来なかった」「思考を停止した哀れな存在」と無慈悲に切り捨てる事さえあった(無論、これは自分の悲願が成就すれば、全ての犠牲者が復活する事が前提であったからだが)。

だが、それ故か悲劇に繋がらないのであれば、万人のあらゆる欲望を肯定し、その望みに応えるべく助力を惜しまないと言う、異常とも異様とも言える懐の広さを持ち、末堂の言動が琴線に触れた人物には、ある種のカリスマ性となって見える。


だが、末堂の悲願である『この世から悲劇をなくしたい』と願った経緯が、劇中ではほぼ記されていない為、最奥を知る事は不可能である(断片的に分かるのはの概念の否定』『生きる上で常に付き纏う苦悩からの解放』のように思われる)。



関連タグ(ネタバレ)

鴻上光生欲望の肯定者繋がり。

DJサガラ:主人公と敵対しつつも、時に主人公へ協力するトリックスターであり、進化を促す存在繋がり(但し、こちらは摂理の一環であり、善悪を超越した概念である)。

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