概要
宮野明美と灰原哀(宮野志保)の母親で、宮野厚司の妻。日本人とイギリス人のハーフである日系イギリス人。メアリー・世良の実妹で、赤井秀一と羽田秀吉と世良真純の叔母。
厚司とは留学のためイギリスから来日した際に知り合う。降谷零とは厚司と明美と共に過去に面識があり、零の初恋の相手。
黒の組織の科学者で、組織の間では「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていた。夫やラボの仲間と共に「シルバー・ブレット(銀の弾丸)」と命名した薬を開発していたが、志保が生まれてまもなく夫と共に事故(研究所の火事)で亡くなったとされている。
無口で陰気で、組織や阿笠博士からは「何を考えているかわからない」と称されていたが、薬を完成させるために明美と志保との「別れ」を悟って、志保の20歳までの誕生日を祝うカセットテープを明美に託しており、その行為から江戸川コナンに「本物のエンジェル」と称される。また、組織に加入する前に開いていた個人医院「宮野医院」では人見知りであるため、患者とも必要な事以外話さなかったが、その容姿から喧嘩で怪我をしてくる安室透(降谷零)の事は同じハーフである事から特別目にかけていた。
次女・志保を妊娠中、「烏丸グループ」の勧誘を受けるも、初「烏丸グループ」の勧誘を幾度となく断っていた厚司はエレーナの妊娠と後押しもあって勧誘を受けてラボに移ったが、そこでエレーナ達は工藤新一と志保を幼児化させた薬を作らされた。