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イスカンダルゥゥッッ……!!」

概要

Fate/GrandOrder』に登場したバーサーカーサーヴァント

FGO配信前からクラスとキャラクターデザインは明かされており、「7週連続TV-CM第6弾バーサーカー編」に登場。

キービジュアルやオープニングアニメーションにも姿を見せている。

真名

勇猛の古代ペルシャ王。

紀元前四世紀の人物。アケメネス王朝ペルシャ最後の王として知られる。

マケドニアの征服王イスカンダルの“好敵手”として幾度も彼の前に立ちはだがってみせた。

「イッソスの戦い」や「ガウガメラの戦い」などでイスカンダルと激突するも、敗走中部下に裏切られて暗殺されてしまいアケメネス朝の滅亡に繋がった。

実はイスカンダルと同様にダレイオス三世もファラオの資格持ちである。

聖杯にかける願いは「イスカンダルとの再戦」。

一対一ではなく、軍勢と軍勢による激突での再戦を彼は望んでいる――。

比較的従順なサーヴァントではあるものの、こと願いについては暴走しがちなので要注意。

人物

不撓不屈の男。平時の表情は物静か。ただし、常に揺るぎない闘志に満ちている。

戦闘になれば目を見開き、暴風そのものとなって対象の破壊を開始する。(高い「狂化」で人間性の殆どは消えている)

平常時には暴走することもなく、言うことも比較的ちゃんと聞いてくれるので、戦闘離脱に有効な仕切り直しスキルも無駄にはならない。

戦闘の苛烈さと裏腹に、不思議とマスターには大人しい反応を返すことが多い。

ファラオの称号を持つ者であるが、他のファラオ達との絡みや言及は今のところない。

ちなみに「狂化していないダレイオス三世」の姿も用意しているらしく、褐色の渋い男前であるとのこと。

アニメ『Fate/Grand Order ‐First Order‐』における「序章炎上汚染都市冬木」ではライダーとして呼ばれていたようだが、アサシン共々キャスターによって既に倒されていたため、直接は登場していない。

シナリオへの出演

メインシナリオでは第1部「第二特異点永続狂気帝国セプテム」にて、敵サーヴァントの一騎として登場する。

じつは彼のライバルも同時に召喚されていたのだが、その彼が少年期の姿で召喚されたこともあってか、ダレイオスからの絡みはない。一方でライバルの方は思うところがあったらしいのだが、こちらも「いつか戦うことになる」と楽しみを先に残し、主人公たちの動きを探ることに専念していた。

期間限定イベント『Fate/Accel_Zero_Order』では告知CMでイスカンダルの戦車を受け止める姿が描かれ、本編にも隠しボスとして登場

空の境界/the_Garden_of_Order』におけるセイバーから「屋上枠」とも呼ばれるが、決戦場はギルガメッシュとイスカンダルが雌雄を決したあの大鉄橋の上と、戦場も御膳立ても完璧である。

王の軍勢」と「不死の一万騎兵」の衝突が実現したのである!!

オマケにイスカンダルが手持ちにいない(or育っていない)マスターのために、わざわざNPCとしてイスカンダルをレンタルできる拘りようと気配りまでしてくれる。

あくまでオマケ要素だが、両者とも心置きなく殴り合いに興じられる絶好の機会が与えられた。

さらにイベント後実装された「幕間の物語」第二幕にて、再び聖杯の残滓に呼ばれたイスカンダルと対決

惜しくも主人公の魔力切れを察してダレイオスの方から矛を収めたことで戦いは中断されたが、それでも両者が互いを強く求め、ぶつかり合おうとする様は多くのマスターを熱くさせた。

そして月の聖杯を巡る戦いにおいて両者はまたもや激突する模様。

この両雄の熱闘、果たしてどこまで続くのか……!!

能力

ステータス

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
AA+BEDA

保有スキル

黄金律(B)人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。生涯においてイスカンダルへ何度も挑むことが出来るだけの財産を有していたため、ダレイオス三世はこのスキルをBランクで獲得している。戦闘性能のみならず財力も彼の強さの一環である。
仕切り直し(A)戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
戦闘続行(A)名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
狂化(B)バーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。Bランク以上だと全能力が上昇するが、理性の大半を奪われる。

バビロンの宝物庫

地上すべての財宝を集めし蔵。

或いは"神の門"。

すなわちは伝説に語られしバビロンの宝物庫

アッシリアの女王ニトクリス(こちらとは同名の別人)には莫大な財宝が隠されているという伝説があり、歴代の王は「財政難となったらこの墓を開くように」と言われていた。

ヘロドトスの史書『歴史』には「墓には何もなかった」とあるのだが、Fate世界のダレイオス一世はどうやらこの墓の扉からあの「バビロンの蔵」に入り、莫大な富を得てアケメネス朝を豊かにしたらしい。

そして彼の末裔(昆孫、つまり孫の孫の孫)であるダレイオス三世は、受け継いだその財力をもって不死身の兵団を作り上げたのだという。

不死の一万騎兵(アタナトイ・テン・サウザンド)

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~99
  • 最大捕捉:500人
  • 由来:アケメネス朝の精鋭部隊「不死隊(アタナトイ)」

動く死体や歩く骸骨と化した一万の兵が出現、集結して「死の戦象」となり、恐るべき魔力の一撃となり敵を殲滅する。

不死隊アタナトイ。史実として存在した一万の精鋭が宝具化したものであり、後年成立した伝説に伴い不滅性や不死性が強調されている。

さながら巨大な怪物である「死の戦象」を召喚したかのように見えるが、総数一万の不死兵がひとつに組み合わさったある種の群体であり、ダレイオス三世の命令によってのみ行動し、恐るべき魔力の一撃によって王の敵対者を破壊し尽くす。

ゲーム上での性能

4騎いる☆3レアのバーサーカーの一騎。

カード配分は《Arts:1/Quick:1/Buster:3》と典型的な攻撃タイプのバーサーカー。

他の二人に比べるとバランス型の基礎ステータスで、初期から「黄金律(B)」を保有しているのでNPは貯めやすい方。Artsカードが出た際には他のキャラとのArtsチェインも狙って積極的に絡めていきたい。

さらに、霊基再臨によって追加されるスキル「仕切り直し」と「戦闘続行」によるタフネスを発揮できるため、存外に継戦能力は高い。ただし、そこに辿り着くための素材収集がクセモノなうえ、バーサーカー特有の脆さをきちんと補ってやる必要もある。

宝具は【敵全体に強力な攻撃+攻撃・防御ダウン(3ターン)】の効果で、Busterカードと絡めるとかなり強力。清姫の宝具「転身火生三昧」に比べると爆発力に欠けるが、雑魚散らしとステータス低下を絡めてぶちかましてやれるので、なかなか面白い運用が出来る。

二つ目の絆クエストをクリアすると威力がアップする。この宝具強化と天地人の相性の関係があるので、種火クエストでは清姫と違ってバフ無しで敵を一掃することができる。

外部出演

Fate/EXTRA_Last_Encore

間桐シンジが買い取ったサーヴァントの1人として登場した。

Fate/EXTELLA-LINK

まさかの参戦でファンを驚かせる。LEでの登場はある意味意図した演出だったのかもしれない。こちらでもイスカンダルとの再戦を強く望んでいるようだが・・・

関連人物

イスカンダル

生前、幾度となく対峙した因縁ある宿敵。

アレキサンダー

かつての宿敵の少年だった頃の姿。

第二章で同じくローマの特異点に召喚される。しかし本人はかつての好敵手であるとの実感が薄く、戦線の時間稼ぎと扱われ、2人が対面することはなかった。

関連イラスト

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