人物
静岡生まれのイラストレーター。15歳の時にタツノコプロに入社し、キャラクターデザインを担当していた。
後にイラストレーターとして独立し、その個性あふれるデザインセンスから人気を博している。
画風
アニメのキャラクターデザインを務めていた時期と小説の挿絵やゲームのメインイラスト等を担当するようになった時期で作風に変化が見られ、よく知られているのは後者の画風である。
特に初期のファイナルファンタジーシリーズではメインビジュアル及びモンスターデザインを担当し、ドラゴンクエストシリーズとは異なるシリーズ独自のイメージを確立する事に貢献している。
繊細で妖艶、また幻想的な絵柄は欧米などでも人気である。
「怖い印象」ととる人もいるが、その繊細さと色使いはすばらしい。
モンスターなど、人外のデザインがことに独創的。
当初、ファイナルファンタジーでのキャラクターデザインをスクウェアが依頼する際は「著名な画家故に(当時はゲーム業界の地位の低さから)断られる可能性が高い」のを承知の上だったが、意外にもあっさり承諾してもらえたという。当時のゲームグラフィックがドット絵で描かれていた事から天野氏は「カクカクしたようなデザイン」をしてしまったそうだが、スクウェア側はいつも通りの天野氏の画風で大丈夫だと畏まってしまったそうである。
主なキャラクターデザイン
- タイムボカンシリーズ
- 新造人間キャシャーン
- 宇宙の騎士テッカマン
- 機甲創世記モスピーダ
- みなしごハッチ
- やさいのようせい
- 天使のたまご
- ファイナルファンタジーシリーズ…6までと、9がキャラクターデザイン。7以降はイメージイラストを担当。
- フロントミッション
主な挿絵担当小説
以下多数