ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

曖昧さ回避編集


『永遠のチャンピオン』(1970年)編集

マイケル・ムアコック(Michael Moorcock)によるファンタジー小説。

20世紀の地球に住む青年ジョン・デイカー(John Daker)が、戦士エレコーゼ(Erekosë)として異世界に召喚されるところから物語は始まる。

その世界の人間は「エルドレン」と言う異種族と全面的な敵対関係にあったが、内部でエルドレンを単純な絶対悪とする主流派と単なる生態学的ニッチの重複による種族間対立と俯瞰する少数派に意見が割れていた。

エルドレンを絶滅させたら、人間同士の争いが勃発すると危惧したエレコーゼは人間有利な条件での休戦を目論むようになるが・・・


マルチバース作品群編集

ムアコック作品の主人公たちは異なる世界に属し、それぞれ異なる種族・経歴・性格・能力を具えているが、より高い次元における『永遠の戦士』という同一の存在の、それぞれの時空における化身(Incarnations)という扱いになった。


『永遠の戦士』は『(秩序)』と『混沌』の均衡を保つ『天秤』の代理として、多元宇宙の存続のために、永遠に転生を繰り返し戦うことを宿命付けられている。

永遠の戦士たち編集

  • メルニボネのエルリック(Elric of Melniboné)エルリック・サーガ(1961年~)
  • ドリアン・ホークムーン(Dorian Hawkmoon)ルーンの杖秘録 / ブラス城年代記(1967年~)
  • エレコーゼ(Erekosë)エレコーゼ・サーガ(1970年~)
  • コルム・ジャエレン・イルゼイ(Corum Jhaelen Irsei)紅衣の公子コルム(1971年~)

上記の四つのシリーズそれぞれの主人公たちを筆頭に、短編作品の主人公や特定の場面でのみ登場する化身も数多く存在し、主人公の戦友などの立場で登場する別人が『永遠の戦士』の異なる側面の顕現であったりもする。


中でもエレコーゼのみは、異なる転生の記憶を(不完全ながらも)残している稀有な存在である。

共通因子編集

  • 黒の剣…『ストームブリンガー』の項目参照。
  • 宇宙の天秤(コズミック・バランス)
  • 英雄の介添人(the Companion to Champions)
  • タネローン(Tanelorn)

関連タグ編集

ファンタジー / ヒロイックファンタジー

SF


マイケル・ムアコック


転生 / 多元宇宙(マルチバース)


エルリック(Elric)

ホークムーン(Hawkmoon)

エレコーゼ(Erekosë)

コルム(Corum)

関連記事

親記事

マイケル・ムアコック まいけるむあこっく

子記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 189072

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました