概要
マイケル・ムアコック著のファンタジー小説『エルリック・サーガ』に登場する魔剣。
法と混沌のバランスをとるため、法によって鍛えられた混沌の力を持つ剣である。この悪名高き剣は、刀身までびっしりと奇妙なルーン文字の刻まれた巨大な黒い剣として描かれている。
この剣の最大の特徴は、独自の自我を持っていて殺した相手の魂を喰らうことである。
しかもその意思は邪悪で、好んで所有者の友人や恋人の命を狙う。
「ストームブリンガー」は黒の剣と呼ばれる武器群の一種で、特に「モーンブレイド」とは姉妹剣とされる。
ストームブリンガーは黒の剣の中でも最上位に位置づけられ、兄弟である黒の剣を召喚する事が出来る。
それらは百万の剣の大群、剣の海と表現され、皆ストームブリンガーと瓜二つの姿をしており、ストームブリンガーの先導の元、敵と認めた相手と戦うのである。
もしかして?
ハイデルン(KOF)の必殺技の一つで、体力吸収の特性を前述の魔剣が持つ「殺した相手の魂を喰らう」力に引っ掛けた命名と推察される。