「私はDr.オミゴト。患者の命を救うのが仕事です。」
演:高橋光宏
概要
飛電インテリジェンスが開発した医師型ヒューマギア。白衣の天使ましろちゃんと同様、『国立医電病院』という病院に勤務している。
重篤な状態に陥ってしまった不破の治療を担当することとなるが医療ヒューマギアの大量暴走を止めるという飛電インテリジェンスの判断により一度は強制シャットダウンされてしまう。
だが、唯阿に背中を押された或人の権限で再起動し手術を再開した。
実はギーガーの襲来時に自身もハッキングを受けていたのだが、医師としての「善意」を保っていたことによりハッキングに打ち勝ち手術を成功させ、ギーガーが撃破されたことにより自身もトリロバイトマギアとなることなく事態は無事に収束した。
疑惑
が、「プロジェクトサウザー」にてある疑惑が浮上した。
不破の脳内には亡のAIチップが埋め込まれているが、当の亡は本編第9話の時点までは健在であり、9話のタイミングで天津によって破壊されたことが判明している。
では彼女のチップがいつ不破に移植されたのか、という問題だが、それが出来たタイミングはオミゴトが手術を行った第9話しかない。
一方でオミゴト自身にその自覚があるのかは不明だが、本編の立ち回りを見る限り恐らく移植を行った認識はないと思われる。
ギーガーによるハッキングを受けた際に亡のチップを移植するように誘導された、というのが正確なところだろう(宇宙野郎雷電が迅のハッキングでアジトへ誘導されたため、似たようなことがオミゴトに起きた可能性がある)。
余談
- 香菜澤セイネに次いで2番目に2話を跨いで登場するゲストヒューマギアでもある。
- 名前の由来は「Dr.コトー」と「お見事」を掛けたものと思われる。
- 作中では初となるマギア化も破壊もされなかったゲストヒューマギアとなった(ただしマギアによるハッキングを受けても同様の事が起きるかは不明)だけでなく、主要人物の価値観を変えるという大きな役割をも果たしており、名前の通りまさしくお見事な活躍であったと言える。
- ちなみに偶然だが、『国立医電病院』エピソードの解決回である第9話と同日(10月27日)に放送された『アタック25』では、解答者全員が医療従事者の「ドクター大会」が行われた。出題内容も医療関連の物が多く、「小児科医が変身する仮面ライダーは?」という問題も出ていた。