概要
車内が畳敷きになっている車両で編成された列車。既存車両を改造した団体専用車両が多く、カラオケ等が装備されていることが多い。また、第三セクターや中小私鉄などでは、定期列車に連結して運用されることがあり、いずれもイベント対応車としての位置づけとなっている。
JRグループのお座敷列車
基本的に団体専用車として運用されるのは先述の通りだが、中高年主体のいわゆる「目的地まで単に飲んで騒ぐ」大口団体列車は時代と客層の変化により急激に衰退した、近年はノスタルジックビュートレインを祖とする、景色および乗車体験自体を楽しむ体験型観光列車(その極北に位置するのが「77系」ななつ星)の台頭もあり、これらお座敷車は設計思想自体が古く対応できないことから絶滅危惧種的傾向にある。以下の列車はお座敷車両のほんの一例。
- キハ183系6000番台
- リゾートエクスプレスゆう
- 宴
- ニューなのはな
- とれいゆ(コンセプトはむしろ近年の体験型に近い)
- 漫遊(→ふるさとへ名称変更)
- ほのぼのSUN-IN
- サロ481形500番台「だんらん」(485系特急「雷鳥」内連結)
- ゆとり(サロンエクスプレス東京の改造車・和風客車化したもの)