概要
三代目トライダガー、所有者は鷹羽リョウ。このマシンのみ「トライダガー」の名がついていない。
初代、二代目のトライダガーと同じくブラックボディにファイアーパターンが施されているが、赤系ではなく青系のファイアパターンとなっている珍しいタイプで箱型のボディ形状は初代から、スリットタイプのライトとノーズの「ZMC」のロゴ、ウイングは二代目から引き継いでいる。
名は変わっても【空力を最大限に活かす】というテーマは、しっかり受け継がれており
作中で【ボディが沈み込む】演出が何度も披露されている。原作では強化ZMC(通常のZMCを上回る軽さ・強さを誇る)が使われている。
劇中では
原作・アニメ共に豪樹のZ-2を強化させるターニングポイントとなっている。
原作ではマックスブレイカーと勝負し、完全勝利。豪樹はこの敗北をきっかけにブレイジングマックスに改修した。
アニメ版では44話で登場。
豪樹と烈矢のレースに飛び入り参加し、最初のレースでは、ブレイジングマックスに完全勝利。
本来はこの時点で海外に戻る予定だったが、豪樹に思うところがあり、そのまま滞在。その後何度も豪樹に挑まれる。こちらでも勝利する。
また、草レースでは烈矢のナックルブレイカーともレースを行い壁走りを披露している。
多くのレースに出場したことで身に付いた力量と蓄積された経験の差を披露し、海外に戻る時間ギリギリまで彼らとのレースを繰り返し実質的な修行に付き合った。
シャーシにはエアインテークが装備され、Zナンバーズと同じエアロシャーシである。
実をいうと、本機はブレイジングマックスのデータも組み込まれており、ブレイジングマックスとは兄弟機のようなもの。その使い手同士もまた一時的とは言え師弟関係を築いていたのを思うと実に感慨深い。
実はアニメで唯一登場したTRFビクトリーズのエアロミニ四駆でもある。
立体物
1998年11月、スーパーXシャーシを採用した製品として販売。
GUPパーツにブラックメッキボディが販売された。
バリエーションモデルとしてホワイトスペシャル(実はクリアボディだが)がある。
ZMCを引き継いだマシンは、如何にして誕生したのか?
【別冊コロコロコミックに掲載されていた読み切りストーリーにて】
WGPにてロッソストラーダのラフプレーにより負傷したネオトライダガーに変わって、中国にて完成した新型ZMCに合わせて生み出された。
完成させるために訪れていたリョウは、「子供達が、自分のマシンが無事誕生するように作った守り神」を壊した武器業者が製作したバトルマシンを、本機の強化ZMCの強度を持って撃退した。
関連タグ
爆走兄弟レッツ&ゴー!! 爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX 鷹羽リョウ エアロミニ四駆
ネオトライダガーZMC-前マシン