概要
『超電磁マシーンボルテスV』に登場する宇宙人。頭部に鬼や悪魔を思わせる角が生えている人間に近い姿をしている。
皇帝ズ・ザンバジルをトップとした帝政国家であり、角の有無によって貴族と労奴に分けられ区別されている極端な差別の文化を持つ貴族優位主義な宇宙人である。
「角のない異星人は労奴にも劣る下等生物であり、ボアザン貴族の支配下に置くべきである」という大義名分を掲げて宇宙の各地に侵略の魔の手を伸ばしており、地球人も「それなりの科学力を持つ哺乳類」「犬や猫と同レベル」とみなしている。それゆえド・ズールが地球人には愛情があると報告した際には一笑に付している。
最終的にはボルテスチームがボアザン星に突入した際に、それまでの仕打ちに耐え兼ねた労奴がクーデターを起こし貴族階級は全員拘束。最終的に剛健太郎ことラ・ゴールが中心となって再建に着手している。
戦力として獣士や鎧獣士、巨大人工衛星ソドムとゴモラ、守護神ゴードルを所有する。
主要メンバー
保有兵器
- 獣士
侵略用の巨大サイボーグ兵器。
元々は生物を巨大化・生体改造したもので、突撃兵士の頭脳を移植しており、この獣士になる事はかなりの名誉であるらしい。
その為か、中には自分の意思を持ち、会話するなど高い知能を持った獣士も存在する。
- 鎧獣士
獣士に代わる新兵器。
獣士との違いは機械部分が大幅に増えかなりメカっぽくなっている。
装甲材に超強化合金マキシンガルを使用しており、従来の獣士とは比較にならない防御力を誇り、戦闘力自体も向上している。投入当初はパワーアップ前のボルテスVの通常武器は愚か、必殺技Vの字斬りすら通用しないなど、圧倒的な強さを見せ付けた。
関連項目
百鬼帝国:角の生えた軍勢繋がり。地球人(と言っても鬼、一種のミュータントだが)の勢力だがスーパーロボット大戦Aでは共闘までしている。