ズ・ザンバジル
4
ずざんばじる
『超電磁マシーンボルテスV』に登場する悪役。
ボアザン星間帝国第百二十四代皇帝であり、本作における黒幕。一人称は「余」。
先代皇帝と腰元(第二夫人)の間の子として生まれたため、従兄弟のラ・ゴールよりも皇位継承順位が低く周囲から白い目を向けられて生きてきた。
その半生が周囲に対する深い怨念と晴れる事の無い鬱屈した性格を形成する事となり、先代皇帝の死後、皇帝の座に就くために継承順位が最も高かったラ・ゴール(剛健太郎)の秘密(生まれつき角が無い事実)を公表して、彼を労奴へ追い落とすとともに帝位に就いた。
しかし、帝位に就いてもそれまでの人生で味わってきた怨念と鬱屈は晴れず、心の隙間を埋めるかの如く過激な宇宙侵略を開始。地球にも魔の手を伸ばし、王位継承権を持つラ・ゴールの子であるプリンス・ハイネルを戦死させる為に彼を地球征服軍司令官に任命している。
黄金城に住み労奴階級からの搾取によって豪華な生活を営んでいたが、終盤で地球に逃れたラ・ゴールが結成していたボルテスチームのボアザン本星侵攻と、時を同じくして起こった労奴の一斉蜂起により一気に追いつめられてしまう。
黄金城へと近付く革命の足音に支配者の誇りも正気も失い、自分だけが生き延びようとしてハイネルに地球侵略の全責任を転嫁したため、怒りのハイネルに短剣を食らい、持っていた爆弾により爆死した。
その醜態はそれまで「叔父上」と慕っていたハイネルに「余はこんな蛆虫のために戦っていたのか!」と言わしめる程であった。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- スパロボ風の会話集
蘇った悪人たち(ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ)
今回はドラゴンボールの映画、復活のフュージョンのジャネンバによってあの世とこの世の秩序がメチャクチャになり、倒した悪人たちが蘇ったらというシチュエーションで大半がスパロボでおなじみの悪役たちが倒された後、ジャネンバの影響で蘇って再び因縁の相手と戦ったらという会話を書きました。厳密には悪人ではないのもいますが。6,062文字pixiv小説作品 - スパロボ風の会話集
機械神によって機械にされた悪人達(熱血最強ゴウザウラー)
今回はゴウザウラーの機械化帝国によって他作品の悪人が機械にされるのを嫌がってから、強制的に機械にされて心を消される様子を描きました。6,160文字pixiv小説作品